長谷川博己が主演を務める日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS系)の第4話が5月5日に放送され、世帯平均視聴率は9.2%だった。
この日は、明墨法律事務所の弁護士・紫ノ宮飛鳥(堀田真由)が保護犬の収容施設を訪問。そこには、明墨正樹(長谷川)が娘のように接している紗耶(近藤華)が働いており、紗耶が幼かった時代の施設の写真があった。写真の中の幼い紗耶の横には、桃瀬という作業着姿の女性がおり、紫ノ宮が職員にその女性について尋ねると、ずいぶん前に亡くなったという。
このシーンに、視聴者は「(桃瀬は)吹石一恵さんだったよね?」「吹石さん、めちゃくちゃ久し振り」「サプライズが過ぎる!」「見覚えが…と思っていたら、吹石じゃん」など大興奮。2015年に福山雅治と結婚した吹石が、映像作品に出演するのは、16年公開の映画「スクール・オブ・ナーシング」以来、約8年ぶりだからだろう。
第1話には岩田剛典、第2話には同局の情報番組「ひるおび」の恵俊彰と八代英輝弁護士が本人役で出演。第3話は山崎銀之丞。そして第4話に吹石のほか、藤木直人、早見あかりと多彩な豪華キャストが次々と登場することも、視聴者を楽しませている「アンチヒーロー」。
「今作は、回を追うごとに、これまでの点と点が線となり、張り巡らせた伏線が回収されていく。自身が検察官時代に担当した冤罪と思われる事件を解決するために突き進む明墨の姿に、視聴者はグイグイと引き込まれているようです」(テレビ誌ライター)
今後、吹石演じる“桃瀬”はどう絡んでくるのか? ますます目が離せない。