「北欧の会社だから異文化に触れることもあるよね~」としみじみ感心したのは、IKEAで販売している「DAGKLAR(ダーグクラル)」799円。ガラスのボトルにステンレスの蓋、ボトル内にステンレスの小さな容器が入ったものです。
直径約7cm、高さ約11.5cmで、ちょっと背の高いマグカップほどのサイズ。中の容器は高さ約4cm。つまり、高さ約7.5cm程度のものと、高さ約4cmのものとを分けて入れることができるボトルということになります。
IKEAのサイトには「この密閉式容器に朝食を入れて、職場や学校、またはベッドに持っていきましょう。ナッツやミューズリーなどの乾燥食品用のインサートが付いているので、オートミールをミルクに一晩浸したオーバーナイトオーツやヨーグルトにぴったりです」と紹介されています。
なるほど、下の部分には牛乳に浸したシリアルやヨーグルト、中の容器にナッツやフルーツ、またはこっちにもシリアルとか入れて、「出先で朝ごはんをどうぞ~」という朝ごはん用の容器、いわば“朝弁ボトル”というワケですね。
「持ち運び用なのにガラス製なの?」「なぜそんな漏れそうなものを持ち歩きたいの?」「スプーンはどうする?」など、いろいろツッコミどころ満載。ただ、試しに水を入れてみてひっくり返したところ、漏れなかったので気密性は問題なしです。
日本の朝ごはんにどう使えばいいのか? いや、そもそも液状の食べ物を持ち歩くってどうなの? シリアルだったらなんか器に入れて牛乳かければいいんだから、時間がなくても家ですぐ食べられるのでは?なんてことを考えたり……。
そのため、朝ごはん持ち歩き用ではなく、別の使い方を考えてしまいます。例えばですが、下に野菜スティックを入れて中のカップにマヨネーズ入れるとか、フライドポテトを入れてケチャップやマスタードを中のカップに入れるとか? IKEAのサイトの商品レビューを見ると、調味料入れ、茶葉入れなどに使っている人もいるようです。
2つのものを1つに入れられることにより、いい使い方がきっとあるはず。シリアルとかヨーグルトを持ち歩くよりも。もうちょっと考えてから、ベストな使い方を提案したいと思います!
(ロドリゴいしざわ)