爆笑問題・太田光と、くりぃむしちゅー・上田晋也がMCを務めるYouTubeチャンネル〈太田上田【公式】〉が5月8日、更新。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の元通訳、水原一平被告を「一人○○」と巧妙にたとえ、視聴者から「爆笑」と「感心」の声が飛び交った。
水原被告といえば、現地5月8日、有罪(銀行詐欺など)を認める司法取引が合意に至ったとアメリカ連邦検察が発表。合意文書の中には、歯の治療費として大谷から6万ドル(約930万円)の小切手を受けっていたにもかかわらず、治療代金を大谷のデビッドカードで支払い、小切手は懐に入れて自身の口座に振り込んでいた。つまり、2重に約930万円を詐取するという新たな手口も発覚した。
「考えたら、『オーシャンズ11』ぐらいやってんじゃん」と上田が言えば、太田も、「1人、オーシャンズ11…」。上田は、「褒められないけど、スゲーことやってんね」と、つくづく感心していたものだった。
ちなみに、「オーシャンズ11」は、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットほか、11人のハリウッドスターが詐欺師に扮する2001年の映画。上田、太田の合作といえる巧妙な「たとえツッコミ」に、動画の視聴者からは、「1人オーシャンズ11、笑った」「水原被告をうますぎるたとえに爆笑」と絶賛の声が相次いだ。
もっとも、「オーシャンズ11」の詐欺集団が劇中でターゲットにしたのはラスベガス三大カジノの金庫室にある1億6000万ドル(約248億円)。水原被告が大谷の口座から不正に入手した額は、約26億円以上ではあり、ケタは違う。決して笑いごとではすまされぬ犯罪ではあるが、そもそも捜査の手が及ば中れば、大谷が被害に気付くこともなかったであろうという事件の性質も相まって、どこかイジりたくなってしまう面があるのかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)