5月11日に放送されたSixTONES・森本慎太郎主演ドラマ「街並み照らすヤツら」(日本テレビ系)第3話の視聴率が、3%だったことがわかった。今回、伊藤健太郎が約4年ぶりに同局のドラマに出演したという。
「『街並み~』は初回視聴率5.1%でスタートしたものの、第2話で3.4%に大幅ダウンすることに。そんな中、第3話では、主人公たちと対立するキーパーソン役として伊藤が初登場しました。伊藤は2020年放送のドラマ『親バカ青春白書』(日テレ系)以来の出演ということで、日テレは今回、テレビ欄などで『伊藤健太郎も登場!』などと大々的にアピールしていたのです。しかし、フタを開けてみれば視聴率は3%と伊藤効果は感じられず、さらに厳しい状況となっています」(テレビ誌記者)
また、最近のドラマは世帯視聴率が低くとも、配信が好調なドラマも珍しくない。しかし「街並み~」は、「TVer」ランキングにおいても配信からわずか2日で39位まで落ちるなど、他のプライム帯ドラマと比べて大苦戦している。
そんな中、ドラマファンからは、出演者の森本らに対して同情する声があがっているという。
「『街並み~』を放送している土曜ドラマ枠は、もともと人気漫画を原作としたムロツヨシ主演のドラマ『たーたん』が放送される予定でした。しかし、ドラマ『セクシー田中さん』(日テレ系)の原作改変トラブルの余波で、ムロが『たーたん』を降板することに。なので『街並み~』はそこから突貫工事で制作され、放送開始も4月末と遅い時期となりました。それだけにドラマファンの間では、『今回ばかりは視聴率が低くても仕方がない』『出演者はよくやってると思う』『こんなメリットの少ないオファーを引き受けて、短期間で役作りをした森本くんは凄い』などと同情や応援の声が飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
「街並み~」の制作経緯は、様々なメディアで報じられ認知されているため、たとえドラマがコケたとしても出演者に辛辣な意見があがることはなさそうだ。