元通訳・水原一平被告がドジャース・大谷翔平から歯科治療費として6万ドル(約930万円)の小切手を騙し取っていたとの余罪発覚を受け、お笑いタレント・有吉弘行は先輩芸人のそっくりな“手口”を思い出したようだ。
現地メディアによると、水原被告は大谷から治療費として受け取った930万円は自身の口座に振り込んで横領し、実際の歯科治療には大谷のデビットカードを使って支払っていたことが新たに判明したという。
結果的に大谷から二重取りをはたらいていたことになるが、有吉は5月12日放送のJFN「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、同ニュースを取り上げ「あれ見て、三又さんを思い出したよ」と、芸人の三又又三について語り始める。
三又は、事務所こそ違えど、有吉やダチョウ倶楽部・上島竜兵さんや肥後克広らとプライベートで交流していた時期がある。当時について有吉は「寿司屋の帰りにさ、(三又が)『竜さん、タクシー代ください』って竜さんから1万円貰っててさ。『ありがとうございます!』っつって、その後に肥後さんが『三又、タクシー代あるのか?』って聞いたら『あ、すいません』って。二重取りしてた三又さんを思い出してしまいました」と振り返り、三又のやり口を暴露した。
さらに「水原一平って、三又さんみたいな人だったんだな」と2人を重ねると、「すいません、『三又さん』と言ってしまいました。『三又』に訂正させていただきます」とし、7歳上の先輩に容赦なく毒を吐いている。
「三又はビートたけし率いる“たけし軍団”メンバーでありながら、過去には竜兵さんを囲む“竜兵会”にも参加しており、有吉とは若手時代からの長い付き合いがあります。その分、三又のカネに汚い一面を見てきたといい、過去にはダウンタウン・松本人志も『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、金銭トラブルを報じられた三又について『三又又三が僕から大金を借りて、全然返さないと。それで僕から絶縁を受けている、クソで仕方がないという報道は完全に事実です。本当に返さない』と主張。他に、元雨上がり決死隊・宮迫博之からも『お前、俺に借金してるよな? しかも結構な額をしてるよな』と詰められた動画がYouTubeにアップされるなど、多方面でカネのトラブルが取り上げられています。こうした一連の騒動に関し、一部メディアから取材を受けると、三又は『だってぇ…身内からの借金は普通カウントしないじゃないですか。ノーカンですよ』と虫のいい持論を展開しており、“芸人界の水原一平”と呼ばれても仕方がないでしょう」(エンタメ誌ライター)
これには、さしもの水原被告も“一緒にしないで”と言いたいかも?
(木村慎吾)