お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志の性加害疑惑騒動において、“アテンド役”と報じられたスピードワゴン・小沢一敬。明石家さんまによると、現在はその小沢との“連絡禁止”命令が出されているという。
小沢は、松本や“被害女性”らが集まるホテルでの飲み会をセッティングした人物とされ、宴での実際の様子や、松本と女性との間にどれほどの合意があったかなど、裁判の行方を左右する最重要人物との見方も強い存在であることは周知の通り。騒動以前は小沢と麻雀仲間だったというさんまは、5月18日に放送された、自身がレギュラーを務めるラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)の中で、「オレ、今、小沢のとこに『連絡しちゃダメ』って向こうの会社の人から言われてます」と嘆き、小沢の所属事務所であるホリプロコムから“連絡禁止”を通達されていると告白。これに共演者の村上ショージが「いらんこと言わんでいいですから…」と呆れながら突っ込む。さらに、さんまは接触や連絡を禁じられたのは初めてではなく、過去にナインティナイン・岡村隆史が体調を崩し療養していた期間にも「さんまさんは連絡しないでください」と命じられたことを明かした。
さんまが、「落ち込んでる人には向かないみたいです、ボク。明るすぎて」と語れば、ショージも「アカンのよ。病人とか、精神的に弱い人には向かない。こういう人がドクターだったら、絶対行かない」と話していた。
「小沢の相方・井戸田潤も憔悴した小沢の近況をたびたび報告しており、“明るすぎる”さんまとの接触は避けたいところのようですが、最大の要因は、接触した後、さんまがよけいなことをペラペラとしゃべりすぎる“サガ”にあるのは明白でしょう。さんまは昨年10月にFUJIWARA・藤本敏史が他の乗用車と衝突する当て逃げ事故を起こした際にも、『ヤングタウン土曜日』で、まるで藤本がパニックでその場から逃げ去ったかのような説明を“藤本から電話で聞いた話”として披露。大きな誤解を生む結果になりました。藤本いわく、警察の取り調べでも『さんまさんがラジオでこう言ってましたけど…』と尋問され、自身の供述に“矛盾がある”として疑われてしまったと明かしてます。その後、藤本は、さんまの番組で復帰を果たし、先の失言を“すまん、すまん”と謝罪されていましたが、松本の騒動は注目度の高い裁判となっていますからね。松本のキャリアのみならず、小沢や吉本興業の今後にも大きく関わってくる話なので、連絡禁止は納得の措置ではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
そもそも、ホリプロコムが小沢とさんまの連絡を禁じているという裏事情すら、今回のラジオでのトークが初出しのようだ。こうしたナイーブな情報をラフに扱う癖だけはなかなか直らないようで…。
(木村慎吾)