去る4月15日に開催された「ボストンマラソン」で、アノ大迫傑に勝ったと話題の市民ランナー・森井勇磨(京都陸協)が5月21日、タレント・森脇健児のYouTubeチャンネル「やる気!元気!森脇健児チャンネル」に出演。驚愕の“勝負メシ”を明かした。
森井はボストンマラソンで2時間9分59秒の自己新。サブテンと言われる2時間10分切りを達成し、日本人トップ、総合では8位に入賞した。目標の「10位以内」を果たしただけでなく、パリ五輪の男子マラソンに出場内定している大迫傑(13位)にも勝利したのだ。
そんな森井は、「前日、何を食べたんですか?」との質問に、こう答えた。
「前日の昼は、チームのスタッフなどとボストンの有名なレストランでパスタとクラムチャウダーを食べて、夕食はホテルにあるご飯をしっかり食べて、当日はスタッフが作ってくれたおにぎりを…結構大きいのを5個食べました」
森井が答えながら、両手で示したのは、ソフトボールほどの大きさ。森脇の「コンビニのおにぎりが7つ、8つぐらいってこと?」との問いかけに、「それぐらいのレベルですね」と森井は白い歯を見せ、答えたものだ。
ちなみに、いわゆるコンビニおにぎりは1個だいたい170kcalとされている。仮に8個として、1360kcalの計算になるが…。
「フルマラソンの消費カロリーは、体重65㎏の男性なら2730kcal、体重50㎏の女性なら2100kcalと言われています。ちなみに、2100kcalは、18~29歳の普通の女性が1日に摂取すべきエネルギー量とされていますから、フルマラソンの負担がいかに大きいか、よくわかるというものです」(健康雑誌ライター)
森井が食した朝のおにぎりは、概ね半分の地点で消化されていることになる。彼によれば、きちんと食べて臨めたレースほど好結果につながっているというので、市民ランナーは注目である。
(所ひで/YouTubeライター)