5月24日放送の「イップス」(フジテレビ系)第7話に厳しい声があがっているようだ。この日の放送では、村上佳菜子演じる元フィギュア日本代表で現在はこーちを務める皇真白(すめらぎ・ましろ)が、自身が才能を見出した教え子を、別のコーチに“色恋仕掛け”で奪われたことから殺人事件に発展。小説を書けなくなってしまったベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原涼子)と、事件を解けなくなったエリート刑事・森野徹(バカリズム)は、真白(村上)がたった5分間で犯行を実行することが可能だったかを検証するため、全速力で走るシーンがあった。
ところがこの場面に視聴者からは、ネット上に「2人とも若く見えるけど走り方は完全にアラフィフ」「村上佳菜子が軽やかに走る姿を見た後の篠原とバカリの全速力で走る様子は、見ていてかわいそうになった」と指摘する声が少なくなかったのである。
さらには、現在公開中の舘ひろしと柴田恭兵がW主演する映画「帰ってきた あぶない刑事」を引き合いに出し、「舘さんも柴田さんも70歳を超えているけど走る姿がかっこよく見えるのはなぜ?」「篠原涼子とバカリズムだけでなく、天下のキムタクも(放送中の主演ドラマの)『Believe』(テレビ朝日系)で走る姿に『やっぱりアラフィフ』みたいな下げコメントされてたけど、『あぶ刑事』の70歳オーバーの舘ひろしと柴田恭兵は走ってもアクションしてもカッコイイ。日テレとフジテレビ&テレ朝の差は何?」「アラフィフ俳優を走らせたいならカメラマンは『あぶない刑事』を観て勉強して!」などと指摘する声もあがっている。
「アラフィフらしく」映したい結果がこれなのか、それとも「かっこよく」映したいけれど結果はこうなってしまったのか。スタッフに聞いてみたい。