5月29日に3時間半生放送された「FNS鬼レンチャン歌謡祭」(フジテレビ系)。通常は日曜夜8時から放送されている音楽バラエティ番組「千鳥の鬼レンチャン」と、フジを代表する大型音楽番組「FNS歌謡祭」がコラボしたのがこの番組だ。ネット上には放送中から「本家のFNS歌謡祭より見応えがある」「ホンモノのFNS歌謡祭より出演アーティストに忖度がなくていい」「FNS歌謡祭より楽しい。笑って見ていられるって大事」といった、称賛の声が聞えてくるほど好評だった。
中でも坂本冬美と坂本冬美のものまね芸人である坂本冬休みがコラボした「夜桜お七」が大注目された。というのも、冬休みは「夜桜お七」を歌唱する時、本家の歌い方を誇張して「桜」「さよなら」など「さ行」を「しゃ」と発音するのだが、何と2人で並んで歌唱した時には、ご本人が冬休みをものまねして「しゃくら」「しゃよなら」と発音したのだ。
「番組中も、お笑いコンビ・千鳥の大悟が『優しいな、坂本冬美さん!』と驚けば、ノブも『よくぞやってくださいました!』と大盛り上がり。大悟はさらに『人柄出るね~』と感心していましたが、視聴者も同じように感じていたようです。SNS上には、『夜桜お七の桜を本人もシャクラって歌うwww』『坂本冬美さんが坂本冬休みさんと一緒に夜桜お七うとてて “しゃくら”で冬休みさんに終始寄せて歌ってはって器でっっっか!』『ご本人登場だけでもすごいことなのに“しゃくら”でずっと歌ってくれるとか奇跡!』『冬美と冬休みのデュエットなんて夢のようだ。しかも冬美が“しゃくら”って』『しゃくらしゃくら歌う冬美さんの器でっか!めっちゃいい人!懐が深いってこういうこと』など、称賛の声が相次いでいます」(女性誌記者)
番組のラストでは、7月3日に相葉雅紀と井上アナのMCで「2024 FNS歌謡祭 夏」の放送が予定されているとアナウンスされた。が、すでに「本家よりこっちをまたやって」「鬼レンチャンとコラボするほうがいいな」といった声が続々と視聴者からあがっていることを、フジテレビ上層部はどう受け止めるか。