お笑いタレント・関根勤が6月1日、自身のYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」で、ある番組から「出禁」を受けたという、若気の至りを振り返った。
その番組は、1986年4月19日にスタートし、去る3月30日まで実に38年間TBS系で放送されたクイズ番組「日立 世界・ふしぎ発見!」だ。
何でも、この番組の放送作家が中学時代の先輩で「肩を組まれて『いいボケよろしくな』って言うんですよ。クイズ番組なのに何をボケんだよ」と、20代だったという関根は不機嫌になったという。
そして、収録が始まると、共演者の板東英二が「当てたいから(司会の)草野(仁)さんに『ヒントくれ、ヒントくれ』ってうるさいのよ。イヤんなっちゃって、しゃべんなかったワケ」。スタッフから「しゃべってください」とカンペが出ても無視。最後の問題で正解し優勝したにもかかわらず、「くれなかったもん、番組が怒って」と優勝の品は関根のもとに届かなかったというのだ。以来、10年以上オファーは来なかった…。
「笑顔が似合い、温和なイメージの関根さんにも、そんな若手時代があったのか…」と意外な感想を持った視聴者もいたようだが、
「関根は20代と言っていますが、番組は1986年に開始しているので、1953年生まれの関根の出演は、どんなに早くに出演したとしてもすでに30歳は過ぎています。1975年から放送が開始されたバラエティ番組『カックラキン大放送‼』(日本テレビ系)でレギュラーを掴んだ関根にとって、若手とは言い難いかと…」(ネットライター)
動画では清々しい表情で、「(番組が)終わったから言えたよ。スッキリした!そんな面もあった、若い頃は。(その後は)丸くなりましたよ…」清々しい表情で振り返った関根だが、口ぶりには少々毒もはらんでいるように思えた.。そんな、どこか消しきれないトガリ具合が関根の芸につながり、持ち味になっているのでは…。
(所ひで/YouTubeライター)