絶好調ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で人気沸騰中の星野源。12年12月にクモ膜下出血を発症したため、復帰と休業を繰り返しながら2度の手術を経験しており、14年5月に出版されたエッセイ集「蘇える変態」(マガジンハウス)には、当時の痛みや苦しみがリアルな言葉で語られており、現在も人気の高い1冊になっている。
「12月13日に小室哲哉が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、11年10月にクモ膜下出血で倒れ、現在リハビリ中の妻KEIKOの現状を語ったことで、同じ病気を発症した星野との回復の差が話題になっています。星野はエッセイの中で、あまりの痛みのために『病室の窓から飛び降りたい』と考えるようになった精神の“疲弊プロセス”を生々しく書いていましたが、現在は俳優業にもミュージシャン業にも完全復帰しています。ところが、KEIKOは小室が語るところによると『躁鬱で言うなら躁。前向き。ポジティブ』だが『カラオケに連れていっても1番を歌っているうちに飽きてしまい2番までは歌わない』『高い声の出し方を忘れたと言う』そうですから、歌手復帰には時間がかかりそうです。2人とも早期発見できたにもかかわらず、これだけ回復に差が出ることについて脳外科のドクターに話を聞いてみたところ『出血した場所や大きさの差ではないか』とのことでした」(音楽誌ライター)
星野の回復と現在の大活躍を改めて祝福したい。