【愛の、がっこう。】ラウール“カヲル”は沢村一樹“社長”の実子と推測!ベタisベストな展開ならそう来るはず
7月10日にスタートしたドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)で、大きな失恋をしたお堅い女子高の教師・小川愛実を演じる木村文乃も、母親から金を無心され、嫌がりながらも渡してしまうホストのカヲルこと本名・鷹森大雅を演じるラウール(Snow Man)も、非常にハマリ役なのではないだろうか。
おそらく、文字の読み書きが苦手なカヲル(ラウール)は、愛実(木村)を客として取り込もうとするが、そのきっかけとして愛実(木村)から文字の読み書きを習ううちに本気で好きになり、愛実もまた、教えることの喜びを実感しながら、カヲルのことを本気で好きになっていくことだろう。教養を身につけていくうちにカヲルは、ホストクラブ「THE JOKER」のNo.1にのし上がっていく未来も、第1話でなんとなく感じたが、どうなるかは見てのお楽しみだ。
前クール同枠で放送されていた「波うららかに、めおと日和」(フジ系)のベタな展開に安心してワクワクできた視聴者は、この「愛の、がっこう。」にも、ベタな展開を求めているのではないかと思う。安心してワクワクしながら次週を楽しみにできることは、連ドラの正しい姿だろう。ベタisベストだと思うのだ。
これは私的な推測だが、沢村一樹演じるホストクラブ「THE JOKER」の社長・松浦小治郎は、カヲルの実父ではないだろうか。沢村がただの「社長」で終わるとは思えないし、りょう演じるカヲル=大雅の母・香坂奈央が過去に恋愛関係があった相手が沢村演じる小治郎だと仮定すると、実にしっくりくるように思うのだ。さらに、家出した大雅(ラウール)を夜の世界に誘いカヲルにしたのは小治郎(沢村)だというから、脚本の井上由美子氏なら、そんな2人の人間関係をじっくり描いてくれるのではないかと思うのだ。
ドラマはスタートしたばかり。今後に期待しかない。
(森山いま)
