水川あさみ主演のドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)の初回放送日が、6月28日に決定した。早見和真氏の同名小説が原作のドラマで、主人公の新聞記者・道上香苗を水川が担当。未来の総理候補と言われる人気政治家と秘書の黒い闇を追いかける政治サスペンス作品で、櫻井翔と玉山鉄二が共演者としてラインナップされている。人気の高い櫻井が主要キャストの1人で、しかも初の政治家役を務めることもあって、早くも夏ドラマ一の話題を集めている。
「放送前の情報を集めると、櫻井は不審死や陰謀、裏切りなどの背景のある政治家。かなりの汚れ役として新境地を切り開くのではないかと言われています。現状、主演の水川より注目されていて、公開された場面写真も櫻井のほうが目立っているほどで、どっちが主役かわからないなんて声もマスコミ関係者の間で広がっています」(スポーツ紙記者)
放送前から櫻井に話題を持っていかれがちな水川。だが、撮影現場では座長として現場をまとめ上げる手腕を見せていると評判だ。
「水川はハキハキとして姉御肌で、人懐っこい性格。現場の中心にいつも水川さんがいて、特に2004年公開の映画『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY』で夫婦役を演じた櫻井とは大の仲良し。初共演の役者にもすすんで声をかけ、現場はアットホームな雰囲気だそうです。しかも水川は自作の料理を持ってくることが多く、現場のスタッフも驚いているという話です」(民放関係者)
そんな水川といえば、最近では夫の窪田正孝が「激ヤセした」ことで有名になった。水川は、野菜中心のヘルシー料理や自然派な食材にハマり、窪田の食事改善を実施し、結果、窪田はテレビ番組で「仙人っぽい」と言われるほどに激痩せしファンを心配させていた。とはいえ、窪田は体調を崩すこともなく、今年はドラマや映画で大活躍中。水川の食事改善が功を奏したと、芸能関係者の間でも注目されているほどだ。
「水川は料理の腕前や発酵食品に関する知識はプロ並みで、『水川発酵食道』という雑誌と組んだ連載を行うほど。撮影現場では弁当ばかりになってしまうことを心配した水川が、体に良い料理や発酵食品を頻繁に共演者やスタッフに振る舞っているというのだ。暑い日には特製の『発酵レモン』を使った飲み物や、自作の味噌を使った料理などを持ってきているようです。また、耳慣れない響きですが、『発酵あんこ』を自分で作って、共演者たちにもおすそ分けしているとか。大概、ドラマの撮影は過酷で演者たちが疲弊していくのですが、彼女のおかげで元気な出演者が多いと言われているほどです」(前出・民放関係者)
中でも、水川の料理や発酵食品に興味を示しているのが櫻井だという。櫻井は太りやすい体質と言われ、窪田が激ヤセしたことを知っていた櫻井が、水川に本気で食事改善の相談をしているという噂まで立っている。
「櫻井は、いくつか水川からレシピを聞いて家に持って帰っているようです。また、発酵食にも興味を示して、作り方を撮影の合間に取材しているとか。もしかしたら、ドラマの撮影が終わる頃には、櫻井も激ヤセなんてことになっているかもしれないと、撮影現場では冗談が飛び交っているそうです」(前出・民放関係者)
意外なところで、自分の趣味である発酵食を広めている水川。もしかしたら、芸能界で水川を中心としたヘルシー料理のブームが到来するかもしれない。
(渡邊伸明)