12月14日に放送されたバラエティ番組「人気芸人50人大集合!スキャンダルも大激白 無礼講の宴!大忘年会」(日本テレビ系)で、サンミュージックのマネージャーの窮状が暴露された。「所属事務所への不満」というテーマで口火を切ったのは、お笑いタレントの小島よしお。「今年に関して言うと、危機管理能力がちょっと低かった」と語り、言外に所属するベッキーについて語っていることをにおわせた。この番組を観た芸能ライターが言う。
「具体的な名前は一切出ませんでしたが、小島が所属している事務所はサンミュージック。小島の言葉を継いで、後輩タレント、メイプル超合金のカズレーザーが同調しましたから、ベッキーを指しているのは間違いありません。ベッキーは昨年までの事務所の稼ぎ頭。テレビのレギュラー番組が10本あり、好感度抜群の優等生キャラが受けて、10社のCMにも出演していました。しかし不貞騒動でイメージは地に落ち、出演番組は次々と打ち切りや見送りとなり、視聴者からのクレームでCMも打ち切りになりました。総損害額は約5億円で、ベッキーと事務所が折半。事務所は大打撃を受けました」
番組では、小島が具体例を挙げて説明。「給料面で言うと、マネージャーのボーナスが出なかった」と話し、カズレーザーも「(マネージャーが)『全部無くなった』って言ってました」と追随した。
これに対し、ネットでは小島らへの同情意見より、ベッキー人気におんぶにだっこであぐらをかいてきた事務所へのキツイ言葉が飛び交った。「去年までベッキーのおかげでボーナスが出てたのね」「ベッキーがいないとボーナス出せないってことは大問題では?」「だから、ベッキーの復帰が早いのね」などなど。
「一時は事務所消滅とまで言われていましたから、ボーナスがなくなったくらいで済んだのは御の字でしょう。小島のイベント人気やカズレーザーのブレイクがあったからこそ、給料未払いにならずに済んだわけで。事務所の屋台骨を自負している2人にとっては、じくじたる思いがあるのでしょう」(スポーツ紙記者)
サンミュージックの次なる危機管理は、まずは屋台骨に逃げられないようにすることだろう。
(塩勢知央)