余った食パンやロールパンを冷凍保存して解凍またはそのまま焼くと、いつもと食感や風味が異なって「なんだか美味しくない……」と思うことはありませんか? そんな場合は次のような工夫で、冷凍パンを美味しく変化させてはいかがでしょうか。
■霧吹きで湿らせてから焼く
冷凍の過程で奪われてしまう「水分」。パサパサ感が気になる場合は、霧吹きで水分を加えてからトースターで焼くのがオススメです。冷凍する際も、1つずつラップで包んでフリーザーバッグに入れてから冷凍するようにすると、水分を奪われにくくなりますよ。
■スープやパングラタンにする
スープやパングラタンなら、冷凍パンに水分を加えることができます。食べやすい大きさにカットして冷凍しておいたパンをそのまま鍋に入れるだけで、味も水分も吸い込んだ美味しいパンに変わります。調理する時間がないときは、お湯を注いで作るコーンスープに入れて食べるのも美味しいですよ。
■食パンに具材を乗せて冷凍しておく
しらすやツナ、ソーセージなどのお好みの具材とビザ用チーズをトッピングし、ラップでくるんで冷凍すれば、そのまま焼くだけで食べられるピザトーストの完成です。具材とチーズの力で、冷凍パンだったことを忘れる美味しさを楽しむことができます。パンにマーガリンを塗ってから具材を乗せて冷凍すると、パサつきを防ぎやすくなりますよ。
ちなみに、食パンを冷凍保存する場合は、8枚切りを選ぶのがオススメです。分厚いパンの場合は、自然解凍してからトーストしても「中まで焼けていない!」なんてこともあるからです。
いかがでしたか? これらの工夫で、冷凍保存しても安心して美味しくいただけるパンを楽しんでくださいね。
(Nao Kiyota)