後輩に財布を開けさせないというのが、ジャニーズタレントの掟。東山紀之が最もおごってあげたのはTOKIOだという。アイドル雑誌のベテラン記者によると、「その総額は数千万円。長瀬智也は10代の頃、カルビ26人前をたいらげたこともあったと聞きました」というから驚かされる。今のTOKIOのボディがあるのは、東山が先行投資したおかげなのかもしれない。それを東山は、27歳の若さでしていたというから、さすが“ジャニーズの帝王”だ。
長瀬はその教訓を間違って生かしているのか、30代を過ぎてからは、後輩と食事に行かないようにしているとか。
対する松岡昌宏は、メンバーイチの気前の良さだ。
「偶然、飲食店で会ったKAT-TUNの亀梨和也に、超高級赤ワインをごちそうしたそうです。そのとき、亀梨は複数の知人といたそうで、みんなで飲めるように気づかったのでしょう。それを上回るエピソードがあるのは関ジャニ∞の丸山隆平。別の席に座っていたにもかかわらず、松岡くんが丸山くんのテーブル分の会計を済ませて、先に退店していたそうです」(前出・ベテラン記者)
関ジャニの横山裕は関西ジャニーズJr.時代、タクシー代で1万円をもらったことも。後輩にとことん出資する松岡は、“第2のヒガシ”といっても過言ではないのかも。男女問わず、幅広い共演者から愛されているのはそんなところに秘密があるのかもしれない。
(北村ともこ)