「青年革命家」を自称するYouTuber・ゆたぼんが6月30日、自身のYouTubeチャンネル「青年革命家ゆたぼんチャンネル」を更新。静岡県の元教師で現在は教育系YouTuberの「静岡の元教師すぎやま」と「校則はいる?いらない?」論争を繰り広げ、賛否両論を巻き起こしている。
まず、ゆたぼんの見解はこうだ。
「校則は最低限の、タバコを吸っちゃいけないとか、法律破るとか、そういうのはわかります。ただ、変な校則とかあるじゃないですか。例えば、髪の毛を染めちゃいけないとか、ピアスを開けちゃいけないとか、そういうのが、意味わかんなくて…」
自身も、小学3年生時に髪の毛を染め、ピアスをつけて登校したところ、「ルールだから」と先生から連呼されたと怒りをにじませた表情で振り返り、さらに、「誰も傷つけてないじゃないですか。髪の毛染めようが、ピアス開けようが、誰にも迷惑かけてないし…」とも語っていた。
「動画の視聴者からは、ゆたぼんの主張に、『おっしゃる通り、誰も傷つけてないよね。おかしな校則多いもの』と賛同する声もある一方、『いやいや目の前の子が髪染めてたら黒板に集中できないよ。学校は勉強しに行くところでもあるわけだから、まわりへの配慮も怠らないようにしないと』といった声も見られましたね。もっとも、すぎやま先生も“理不尽な校則が多い”と多くの先生方が認識しているものの、“変更するのは大変”とも認めていますから、時代遅れな校則が存在するのも現実なのでしょう。ちなみに女性総合サイト・マイナビウーマンが2013年に発表したデータによると、『むやみにカンガルーを見つけてはいけない』(オーストラリア)、『身長が低いと入学取り消し』(ブータン)、『学校にライオンを連れてきてはならない』(アフリカ)といった目を疑うような校則があります。海外から見れば、日本の校則も、ある意味、これに等しいほどヘンに見えているのかもしれません…」(ネットライター)
ゆたぼんが主張したような方向に、日本の学校の校則にも“新しい基準”が採用されていくか。
(所ひで/YouTubeライター)