最近はいろんなマッチングアプリがありますが、今回は真剣交際につながりそうな真面目なアプリの利用方法についてのお話です。この夏、しっかり婚活して“その先”に繋げたいあなた、ぜひ参考にしてください。
ただし、アプリによって、どの程度実名で顔出し写真をアップするかなどはまちまちかと思います。以下を参考にしながら、アプリに合わせてアレンジしてみてくださいね。
■自己PR文はなるべく具体的に、ちょっとだけ盛る
なるべく、自分の魅力を具体的に書くことが大事です。職業、年収、年齢、子どもが好きとか出産したいとか。どこに住んでいて将来はどこに住みたいとか。どんな男性を探しているのかも書きましょう。「やさしい男性が好き」という曖昧な表現より、「同じ趣味の人を探しています」「子どもが欲しい方希望」など、より具体的にね。
■プロフィール写真はぜひプロの撮影で
しっかり真面目なアプリなら、ちゃんとプロに撮影してもらった顔写真を公開したいものです。どんなにAIが発達しても、プロのほうがあなたの魅力を引き出してくれますよ。レタッチ(修正)などで“盛る”のは最小限に。写真がリアルと違い過ぎると、会ったときに驚かれてしまいます。
■未来の見えない人とは最初から合わない
「ちょっとカッコいいな」「好みかも……」と思っても、その人は海外在住。自分は日本に住むこと以外考えられない……。そんな相手とは最初から会わないこと。出産したいのに、それを望まない男性や、仕事を続けたいのに専業主婦を望む男性とも会わないほうがいいです。心だけ持っていかれて、時間だけが過ぎてしまいますからね。自分が絶対に合わせられない相手とは会わないことです。
■いちばん求めていることを満たす相手ならひとまず会う
逆に、あなたが相手に望む優先順位のいちばん高い相手と巡り合えたら、他は満たしていない相手でもひとまず会ってみることです。なぜなら、あなたが最も望むことをいちばんに叶えてくれる男性の中で、あなたを愛してくれる相手とはそうそう巡り合えないからです。優先順位が2番目以降の事柄については、会ってからなんとでもなります。話し合いで変えてもらうか、譲り合うかすればいいのです。
■まずはオープンな場所で会い、犯罪から身を守る
ネットは出会うスピードを加速してくれる便利なツールです。一方で、普段を知らない、間に信頼できる相手もいない出会いなので、相手がどんな人なのかは何度か会ってみないと分かりません。そういう匿名性の高い社会では、残念ですが結婚詐欺や殺傷沙汰などの犯罪が起きやすいのもまた事実。まずはオープンな場所で会い、密室で会うのはしっかり相手を観察してからにしましょう。ここについては“急がば回れ”なのです。気を付けてくださいね。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。