俳優の市村正親と長男で俳優の優汰が、7月1日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系)の2時間スペシャルにゲスト出演した。
現在16歳の優汰。13歳の時にミュージカルで正親と共演し俳優デビュー。そのルックスが正親と離婚した「(母の)篠原涼子にそっくり」と話題になっている。
「将来は、お父さんみたいな俳優になりたい」と夢を語る優汰を正親は、3歳の頃に帝国劇場の舞台に立たせ、「いつかここに立つんだぞ」と英才教育をしたという。
けれども厳しいばかりではない。中学時代の3年間は、正親が手紙付きの手作り弁当を作ってくれたそうだ。そこには父の愛情や想いが込められていたといい、優汰の支えになっていたそうだ。仕事にも家族のためにも頑張っている父に感謝しているという。
番組最後には、これらの感謝を綴った手紙を優汰が読むと、正親は時折鼻をすすりながら、涙をぬぐった。
「印象的だったのは、手紙を読み終えた息子に正親が『ママに感謝だね』といった言葉です。篠原とは2005年に結婚。当時正親は56歳、篠原は32歳。年齢差が話題になりました。そして、2人の男児に恵まれ、正親は子供用の椅子やおもちゃなどを手作りするほどの子煩悩として知られるようになりました。自分を父にしてくれた篠原に、正親はとても感謝しているそうです。その気持ちが、最後の言葉になったのでしょう」(芸能記者)
息子の親権は正親にあるが、篠原とは今も交流があるという。偉大な父を持つ優汰が、今後どのように成長するのか楽しみだ。