TBS系情報番組「アッコにおまかせ!」から“干されたのでは?”と懸念されていたお笑いタレント・カンニング竹山が、自らの口で疑惑の真相を説明している。
竹山は、6月23日放送の同番組で7月7日投開票の東京都知事選について取り上げた際、番組MCの和田アキ子が現職の小池百合子知事を支持し、“対抗馬”と目された蓮舫元参議院議員へ批判的な発言を繰り返したことを危惧。「一応、ちゃんとバランスを取るために言っとくと…」と前置きし、小池知事だけを過剰に持ち上げることのないよう、これまでの都政で同知事が達成できていない公約や“答弁拒否”問題などについて多角的な視点で総括。「(番組内の空気が)小池さんの方になびいたから、“気持ち悪いな”と言ってる人もいると思うんで」と、視聴者の誤解を招かないよう配慮したコメントを残していた。
すると、翌週の6月30日放送回に竹山の姿はなく、その原因として、小池氏に不都合な情報を発信したからではないかとの噂が飛び交ったのだ。
しかし、7月1日放送の「くにまる食堂」(文化放送)で、竹山本人がこれに言及。「アッコにおまかせ!」からの“干され疑惑”を「誤解」だとし、「元々僕、(出演頻度は)月1だから」「2カ月に1回の時もあります。そもそも僕、準レギュラーだから」と説明。「ネットの情報に騙されちゃダメ。干されるも何も俺、レギュラーじゃねぇし、(他の)仕事もしてるし」と語っていた。
「結果的に現職だった小池知事が継続して都政を任されることになったため、“反小池”を含めた一部の層がバランスを取ろうとした竹山への圧力を疑ったのでしょう。なお、竹山は7日更新のXで『著名人が選挙にて私は◯◯さんに投票します!と言える世の中が正しいと思うが 私みたいに好感度のない人間は竹山が推してるんだったら竹山嫌いだから私は投票しない!となる可能性もあり候補者の方々に迷惑をかけるのも嫌なので妻以外には言わないようにしています。おかしい事には声を上げますが』と投稿。フェアな選挙を願う気持ちが強く、どの候補者の足も引っ張りたくないという姿勢が評価されています」(メディアライター)
和田アキ子や小池百合子都知事が相手でもひるまずに、言うべきことを言い切った竹山。和田とは付き合いも長く、深い信頼関係にあるが、小池氏にとっては今後も厄介な存在であり続けそうだ。
(木村慎吾)