お笑いタレント・千原ジュニアのYouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」に、A.B.C-Zの元メンバー・河合郁人が出演(7月18日付)。TOKIOの松岡昌宏からかけられた「救いの言葉」を明かした。
河合は、昨年12月21日に同グループを脱退。今年4月29日からは設立した個人事務所と前事務所のSTARTO ENTERTAINMENTでエージェント契約を結んでいる。
「目標として『MC番組を何個も持つ』を掲げて(前事務所を)辞めたんですけど、ボクの中ではグループでやりながらやるのは難しいなって何年か前から考え始めちゃって…」とグループ脱退時の心境を吐露。「みんな仲いいから変な感じにはならないんですけど…」としながらも複雑な表情に。ここで、「エンターテイメントとして、方向が違う時やな」とジュニアがフォロー。そして河合から紹介されたのが、松岡の言葉だった。
「『全員が、自分が思った気持ちをわかってくれることは一生ないよ』っていうのはTOKIOの松岡さんに言われたことあるんですよ。『みんな考え方が違うから、その考え方を知らずに不貞腐れるんじゃなくて、“こういう人たちなんだ”と知って仕事したほうがいい。意見が合うことは、まずないから、みんなのことをどういう人なんだって知ってあげることが大事なんじゃない?』っていうのを…」
松岡は、城島茂、国分太一と1990年、初期メンバーとしてTOKIOを結成。その後、小島啓、山口達也が加入して5人組となったが、CDデビュー目前の94年に小島が突然脱退し、芸能界からも引退した(サポートメンバーの長瀬智也が加入)。ブレイクした後、山口が2018年に未成年者に対する強制わいせつの容疑で書類送検され、同年TOKIOから脱退。長瀬も21年にTOKIOを脱退している。
動画の視聴者からは、TOKIOメンバーの城島、国分とともに、グループの危機を乗り越えてきた松岡だけに、「さすが松岡くん、深イイ話だ」「含蓄ある言葉。沁みる~」と松岡を称賛する声が寄せられている。
松岡の言葉は、4年前からバラエティ番組への出演が増えたと動画内で明かしている河合にとって大きな力になっているに違いない。
(所ひで/YouTubeライター)