週刊文春に16歳の教え子と手をつなぐといった“密着ぶり”を報じられたプロフィギュアスケーター・安藤美姫が、ABEMAの報道番組「ABEMA Prime」で「軽率な態度」があったとして謝罪。一方で、交際関係にあるとの疑惑については「事実無根」だと主張している。
現在、コーチとして若手の育成にも励んでいる安藤は6月27日発売の週刊文春に、16歳の高校生の教え子とユニバーサル・スタジオ・ジャパンで手をつないだり、互いの腰に手を回す姿を写真付きで報じられた。同園には男子生徒の母親も同行していたが、入園の手続きで母親が2人から離れるやいなや、安藤と高校生がすぐに距離を縮める様子なども紹介されている。
その“イチャつき”ぶりから、36歳の安藤と16歳の教え子による20歳差の不適切な関係が疑われたが、安藤は番組内で涙ながらに「誤解されるような行動は今後謹んでいきたい」と語り、「そういった関係性はもちろんなく」「一部報道は事実無根」だと述べた。
また、今回の一件により、関係者に大きな迷惑をかけてしまったことを謝罪し、「今は自分の行動を反省する時間も大事だと思うので、リンクにはまだ行けていないんですけども、小さい時からフィギュアスケートは自分の人生でやってきたので、今後もフィギュアスケートを通じて出会える皆さんとのご縁は大事にしていきたい」と話している。
それでも、コーチと教え子が手をつないだり、腰に手を回し合うという行動を取るとは一般的には考えづらく、世間から怪しまれてしまうのは無理もない話ではある。また、誤解を招く振る舞いがあったとして、現在は反省している最中だと語る安藤だが、報道があったのは、1カ月近く前の話。その間、安藤からの発信は文春報道にまつわるものとみられる英語で「誰のことも信じられない」「もう我慢の限界」「あなたたちは真実を知らない」「疲れた」などと綴った文章のみだった。そのため、ネットには今回の“1カ月遅れの謝罪”に対し「最初の英文の逆切れは一体何だったの」「英文ポエムで誤魔化そうとしたけど、結局は謝罪するのね」との声や、「例えるなら浮気がバレて、“最後までやったやってない”とかじゃないんだよ。疑われるようなシチュエーションで会ってたのが問題なのです!」とする指摘もみられた。
とにもかくにも、16歳の高校生のフィギュアスケート人生に悪影響が出ないことを願うばかりである。
(木村慎吾)