松本若菜主演ドラマ「西園寺さんは家事をしない」(TBS系)の第3話が7月23日に放送され、世帯平均視聴率は前話の7.2%から0.5ポイントダウンした6.7%だった。
3話では、西園寺一妃(松本)、楠見俊直(松村北斗=SixTONES)とその娘・ルカ(倉田瑛茉)の“偽家族”生活が始まった。朝食など朝の家事は俊直が担当。その間、西園寺はルカの世話をする。西園寺は、きちんとした食事のせいか、午前中から仕事に集中することができ、俊直は、ルカの保育園へのお迎えを任せることができ、こちらも仕事に集中。ウインウインの生活スタイルは上々だ。
そんな中、亡くなった俊直の妻・瑠衣(松井愛莉)の一周忌法要のため、俊直は瑠衣の実家へルカを連れて行くことに。瑠衣の母・波多野里美(奥貫薫)は、男手でルカを育てるのはムリだという考えがあり、孫を引き取りたいと思っていた。
俊直らが波多野家に到着後、東京から俊直が忘れた喪服を西園寺が届けに来る。里美は、西園寺と俊直との関係性を不審に思うのだが…。
視聴者の感想としては「基本悪い人間が登場しない。そこが心地よい。応援したくなる人を素直に応援できるドラマだ」「毎回見終わった後に心温まります」「面白いのはもちろんだけど、それプラス、見ていて楽しくなる」「今期は『西園寺さん~』が1番楽しみになってしまった!」など、好感度は高い。
「西園寺は仕事だけしていたい。俊直はルカを育てたい。里美も娘の忘れ形見を慈しみたい。3者3様の“やりたいこと”を尊重しつつ、できることをやる。そんな、当たり前のようで、一般的には難しいことをサラリとやっていける関係性に、視聴者は心地よさを感じているのではないかと思います」(テレビ誌ライター)
次回は、西園寺が俊直に恋心を抱いていることに気付くのだが…。“偽家族”がどのような展開を見せるのか、楽しみだ。