あなたは毎月コツコツ貯金ができていますか? 貯金したい、貯金しなきゃと思って目標を立てても、「1年が終わってみたら全然貯まっていなかった……」という人も多いと思います。そこで今回は、貯金のためにどんな目標の立て方をすべきかを解説していきましょう。
■貯金できない人がやりがちな失敗
まず、貯金できない人がどんな目標を立てているのか、例をみてみましょう。
「(新年に)今年は1年で30万円貯金する!」「5年で100万円貯金する!」などの目標は現実的であり、何も問題がないように思えます。ですが、こういう目標を立てている人は、「今月は急な出費が多かったから来月に多く貯金しよう」などと思っていて、結局貯金できないことがほとんどなのです。
■貯金できる人の目標の立て方とは?
では、貯金できる人はどんな目標を立てているのでしょうか。
「1年で30万円貯金したいから、毎月2.5万円は先取り貯金にする」などです。大切なのは、明確で身近なゴールを作ることです。「1年で」という単位で考えると、何となくしか頭に思い描けません。それが「1ヵ月で」となると、かなり近く感じられます。さらにいうと、目標を「毎日850円を貯金箱に入れる」とすれば、1ヵ月(30日)で25,500円貯金が貯まります。
■小さなゴールをいくつも作ってご褒美も設定する
こうした小さなゴールのことをスモールゴールといいますが、これをたくさん作ったほうが何事も成功しやすいことが分かっています。また、スモールゴールが達成できたときのご褒美を考えることも有効です。ただし、ご褒美が豪華過ぎると意味がないので、ほどほどのものにしてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。