12月21日、全日本フィギュアスケート選手権で羽生結弦選手がインフルエンザのため欠場することが発表された。ファンの間では、失意のため息とともにさまざまな憶測が流れている。
「羽生選手のインフル発病がGPファイナルからの帰国直後ということもあって、往路の機内で発病してジュニアGPファイナルを欠場した本田真凜選手からうつされたのではないかという声もあります。ジュニアで指導者も違う本田選手と接触があったとは思えませんし、空港や飛行機など人の多いところはウイルスの宝庫。また、連戦の疲れで免疫力が落ちていたのかもしれません。羽生ファンとしては、怒りをぶつけるところが欲しいのではないでしょうか」(女性誌記者)
もちろん、羽生選手の健康面を心配する声もある。
「羽生選手が移動の時も練習時もマスクをして用心しているのにうつるなんて、体が弱いのではないか、という意見も。羽生選手は喘息持ちで、移動時のマスクはその予防の意味も兼ねているのですが、実はそれだけではないんです。練習時は酸素を制限して高山トレーニングのような効果を得るため、あえてマスクをしているんです。マスクをしながらでは十分に呼吸ができないため全曲を滑ることはできず、部分練習しかできないほど過酷なようですが、それによって喘息にも良い影響があり、演技での体力の強化に役立っているそうです」(前出・女性誌記者)
シーズン中は練習、移動、本番と忙しいスケジュールで、体調管理も大変な羽生選手。誰よりも悔しい思いをしているのは本人なのだろうが、ここはしっかりと休んで次につなげてほしい。
(芝公子)