さすがは“霊長類最強女子”だ。8月12日、朝の報道番組「ZIP!」(日本テレビ系)に生出演した女子レスリング五輪3連覇のレジェンド・吉田沙保里が、強烈なタックルでマネキンを“破壊”する一幕があった。
パリ五輪が閉幕した翌日の放送となったこの日、吉田はレスリング女子76キロ級で金メダルを獲得した鏡優翔選手らの強さの秘訣について解説すると、スタジオには選手を模したマネキンが用意された。
五輪開催中の同番組で、吉田はたびたびマネキンを使ったわかりやすいレスリングの解説を披露してきたが、この日はすでに大会が閉幕した後ということもあり、景気づけの意味合いも込めて、最後にタックルを見せた。進行の同局・平松修造アナから「日本レスリング、またやりました!」と振られた吉田は「やりましたねー!」と叫びながらマネキンにタックル。
これを間近で見ていた俳優・風間俊介や同局・水卜麻美アナらは「迫力がヤバい」「おぉ~!」などと拍手喝采していたが、よく見ると、マネキンの右腕がポロッともげてしまっていた。
吉田が「腕が折れちゃった。ごめん、ごめん。骨折させちゃった…」と気遣うと、改めて風間から「まだ現役のタックルを…」と驚愕されている。
「スイッチが入った瞬間、霊長類最強の血が騒いだのか、吉田は大迫力のタックルでマネキンを破壊しました。これには視聴者からも『マネキンでよかったわ…』『よく右腕だけで済んだな』『この人を怒らせたらヤバいことは分かった』『戦闘力のコントロール、大変だろうな』などの反応が続出。また、8月11日放送のラジオ番組『ますだおかだ岡田圭右とアンタッチャブル柴田英嗣のおかしば』(文化放送)では、吉田の都市伝説として、中学時代に左手首を骨折した状態で全国大会に出場し、難なく優勝してしまったとのエピソードが紹介されました。これを本人は事実だと認めており、骨を支えるボルトが長すぎて、突き出ていた部分を病院でカットしてテーピングしたと告白。さすがの“超人ぶり”にアンタッチャブル・柴田英嗣が『実はメカなんじゃないの?』と驚くと、吉田は『ちゃんと人間です』と返していました」(テレビ誌ライター)
それにしても、その恐怖たるやいかばかりかと、思わずマネキンに同情したくなるほどの“破壊力”であった…。
(木村慎吾)