俳優・藤岡弘、が明かした愛娘たちへの深すぎる愛情と行動力が話題だ。8月17日放送のTBS系「人生最高レストラン」で、4人の子供たちに「何十年も」続けてきたことを紹介されている。
藤岡にはモデルや俳優としての活動を始めている長男と3人の娘がおり、番組では、22歳の長女で女優・天翔愛がVTR出演。家庭内での藤岡の様子などを明かす場面があった。
その中で、天翔は父を「一言で言うと、愛情深いけど厳しい」と表現してこう続けた。
「私が学生の頃からずっと毎朝お弁当を作ってくれた。おかずとかも冷凍品じゃなくて、自分で手作りして、私たち4人分を作ってくれて。何十年もずっと作ってくれたことが一番愛情深いなと感じました」
弁当は娘たちがたっぷりと食べられるように「可愛いお弁当じゃなくて、父が自ら買ってきた3段の保温弁当で、具がぎっしり詰まっていて、必ず10種類以上入っているお弁当箱」だとか。天翔は友人が持参していたようなカラフルな弁当箱が羨ましかったと、「タコさんウインナーとか憧れてましたもん」と苦笑していた。
だが、この藤岡のエピソードに番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次をはじめ共演者らは、「スゴいですね」と感銘。藤岡は“子供が小さい時に食べたもの、そのものがその人である”という母からの教えに従っているだけだと説明し、「母がそうやっていつも僕に食べさせてくれた。そのことを同じようにやらないといけないなと。ただ同じことをやっただけなんですよ」と謙虚に話した。
「藤岡は3段重ねの“ガチ弁当”に溢れんばかりのおかずを詰め込んでいたようで、4人の子供たち全員に同じボリュームで持たせていたとのこと。末っ子のモデル・藤岡舞衣と最年長の天翔は6歳の年齢差があるので、舞衣が完食するのは大変だったかもしれません。ただ、そんな藤岡の家族への愛の深さには視聴者からも『お子さんたちへの熱量、凄すぎる』『お子さんたちにもきちんと伝わってるところも凄い』などと感心する声が上がっています」(テレビ誌ライター)
食材の種類と量だけでなく、保温にも徹底したこだわりを見せていた藤岡。その熱意と愛情が込められた弁当は、子供だちの健全な心身を育んだに違いない。
(木村慎吾)