8月20日、元同国代表DFセルヒオ・ラモスが名古屋グランパスのユニフォームシャツを着用する姿を公開し、日本のサッカーファンをザワつかせている。
6300万人以上のフォロワーを抱える世界的名手は同日、突如としてインスタグラムストーリーズに名古屋のシャツをまとった自撮りショットをお披露目した。これは同クラブが2021年にリリースした1993年の復刻ユニフォームで、なぜラモスがこのシャツを着用していたのかに注目が集まっているのだ。
それもそのはず。現在のラモスは昨季までプレイしていたスペインのセビージャとの契約が6月限りで切れており、新天地を巡って様々な可能性が報じられている最中にある。先月にも一部メディアがラモスの“Jリーグ参戦説”を報じていたが、その後の進展は見られず、現在に至っていた。
「38歳と高齢のセルヒオ・ラモスですが、05年から21年まで所属した強豪レアル・マドリードでは、キャプテンとしてUEFAチャンピオンズリーグを4度制した、とてつもない実績があります。また、昨季のセビージャでも公式戦37試合に出場し、DFながら、7ゴール1アシストというアタッカー並の戦績を記録。この年齢にしてエネルギッシュなプレースタイルに陰りは見られず、日本のサポーターからは『マジで来てくれたら一瞬で名古屋ファンになります!』『ガチで来てほしい!』『センターバックなのに20点くらい取りそう 笑』などと期待する声があったほか、『契約してるミズノから貰ったユニを着てるだけかな…』との指摘も。ラモスは、名古屋グランパスの公式ユニフォームサプライヤーであるミズノの広告塔を務めており、今回のシャツ着用に深い意味はないとする見方もありますね」(テレビ誌ライター)
また、ラモスは直後の投稿で、8月9日に逝去した世界的アーティスト・田名網敬一さんへの追悼コメントを長文で綴っており、日本へのリスペクトを込めたシャツの着用だった可能性もあるだろう。
その一挙手一投足が常に熱視線を集めるスーパースターだけに、今後の動きも注視していきたいところだ。
(木村慎吾)