「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の最終回が平均視聴率20%の大台に達した12月20日、その番組の裏で放送されていた多部未華子、高橋一生主演によるクリスマススペシャルドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」(フジテレビ系)が、意外や好評価を博しているという。
「とにかく『わた恋』の高橋一生の威力は凄すぎた!『逃げ恥』の星野源が、ちょいちょい心をツネってくるムズキュン感だとしたら、『わた恋』の高橋は2時間の間に何本もの弓矢と2~3発のバズーカを打ち込んでくるくらいの威力。ネット上でも『完全に持っていかれた』と呆然とする人や、“逃げ恥ロス”に陥っていた人が『録画してたわた恋を何度も見直して癒された』などとつぶやく人が続出したほどの反響だったんです」(エンタメ誌ライター)
高橋は、これまでにNHK大河ドラマへ5度出演し、シリアスからコメディ、そして医者、シェフ、IT社長、秘書など、どんな役でも器用にこなす演技力から“稀代のカメレオン俳優”とも言われている。
「実は『逃げ恥』のマンガ原作ファンからは『実写化するなら平匡さん役は高橋一生しかいない』とも言われていたんです。原作者にも一部ファンからそういった要望が寄せられていたようで、『実際にオファーもあったのでは?』とさえ言われています」(週刊誌記者)
そんな高橋はなんの因果か、「逃げ恥」の後番組である1月スタートの同枠新ドラマ「カルテット」(TBS系)に出演。早くもそのドラマに期待する声も多い。また「カルテット」以外にも1月から始まるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出演することがわかっている。
2017年は高橋一生をあちこちで目にする機会が増えそうで楽しみだ。
(琴葉)