人気イケメンTikTokerのISSEI(いっせい)が8月22日、自身のインスタグラムを更新。YouTubeのチャンネル登録者数が4000万人突破したことを発表した。
自身のYouTubeチャンネルでは、人気YouTubeグループ・フィッシャーズや、その妻で美女YouTuberのゆんとともに登録者数4000万人を超えたお祝い動画を投稿し、視聴者からも喜びのコメントが殺到している。
もともとTikTokerとして活動していたISSEIは、2022年9月にYouTubeに参戦。海外向けのノンバーバル動画がバズり、瞬く間にファンを増やした。7月には日本人ではトップYouTuberに君臨していた同じくTikTok出身のじゅんやを抜き、登録者数日本一に輝いたのだ。
これまで、トップYouTuberと言えばヒカキンやはじめしゃちょーの名前が上がったが、今はISSEI、じゅんやに続き、さがわやバヤシなど、海外の視聴者層をターゲットにしたYouTuberの名前がずらりと並んでいる。
元ヴァンゆん・ヴァンビがスパイダーマンのコスプレで正体を隠して海外向けのコメディ動画を投稿し、これが大ヒットとなり、日本人としては最速でチャンネル登録者数1000万人を突破したことも記憶に新しい。
ノンバーバル動画に特化したライバルも多い中、彼がトップになることができた理由をYouTubeライターが解説する。
「実はISSEI、TikTokerになる前は俳優をしていたので、イケメンな上に高い演技力を持っているんです。海外向けの動画はセリフがないので、いかに視聴者にわかりやすく伝えるかがカギとなりますが、彼は表情の作り込み方やリアクションがYouTuberのそれとは思えないほど抜きん出ています。彼のチャンネルには、海外でバズった動画のオマージュやコント仕立てのものも多くありますが、中にはハートフルなドラマ仕立ての動画もあり、日本人のファンからのコメントも多数寄せられています。例えば、ホームレスの男が通行人にお金をねだっていたら、1人の男性から靴磨きの道具を渡され、それを使って一生懸命靴を磨いてお金を稼ぐようになるなど、ただの面白動画ではなく、考えさせられる結末をショート動画に盛り込んでいるところも、短期間で日本一のYouTuberとなることができた秘訣なのかもしれません」
ISSEIが作り出す完成度の高いショート動画は、今後もさらにファンを増やしていきそうだ。
(佐藤ちひろ)