Netflixで話題沸騰中のヒット作「地面師たち」にチンピラ役で出演したお笑いタレント・アントニーが、同作でのギャラについて言及する場面があった。
7月25日よりNetflixで配信された「地面師たち」は、土地のオーナーに成りすまして売却を繰り返す詐欺集団の悪行を描いたドラマで、2017年に起きた被害額55億円に達する「積水ハウス地面師詐欺事件」が基になっている。
アントニーはそんな“地面師”へのあこがれを抱く下っ端の「オロチくん」役を好演し、全7話のうち、2話から最終話まで出演した。
8月25日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)では、「地面師たち」を2周分観るほどドハマりしたという番組MC・上沼恵美子からアントニーに向けて「最高や!」「ばっちりやったよ、アントニー」と労いの言葉が贈られた。
続けて「Netflixって、ギャラがエエんやと思うんですよ。だから、役者さんの目の輝きが違うもんね」「ものすごくギャラがエエんちゃうかなって、私は思ってんねん。ギャラ、エエんやろ?」と振ると、アントニーは笑いながら「僕レベルで、“あっ、こんなにもらえるんだ”って」と金額を見た際の素直な感想を漏らした。
これに上沼は「聞いたことあるねん。ネトフリはね、スゴいギャラなんよ。そら頑張るじゃない」と自身の耳にもNetflixの羽振りの良さが噂で入っていたようだ。
「今やNetflixは世界中で支持されるコンテンツ・プラットフォームとなっており、その潤沢な資金力が惜しげもなく制作費に注がれることでも知られています。ドラマでは“1話あたり1~2億円”もの予算がかけられているとされ、大ヒットシリーズ『今際の国のアリス』で主演を務めた俳優・山崎賢人は、地上波ドラマであれば1話で250万円程のギャラが相場のところ、その4倍の1話1000万円を受け取ったと2021年1月配信の『デイリー新潮』で報じられていました。反面、Netflix作品の撮影中は他の仕事を引き受けることができないという拘束もあるようですが、役者にとっては一点集中して役作りに臨むことができるメリットもあるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
劇中では随所で存在感のある演技を披露していたアントニー。上沼からも「感動した」とのお墨付きを頂戴し、今後は俳優としての才能を開花させることになるかも?
(木村慎吾)