“失恋体質”な女性と一言でいっても、いろんなタイプがあります。内向的な人が多い印象かもしれませんが、明るく活発でも「実は恋愛がうまくいかない……」という人もいるのです。そして、そんな失恋体質な女性には共通点がいくつも見受けられるのです。あなたは失恋体質ではないですか? ぜひチェックしてみてくださいね。
■本音を話すのが下手
何を質問されても本音を話さない人っていますよね。他人からしたらとても些細な質問です。「ねえ、もしお母さんが急に家からいなくなったらどう思う?」というたとえ話などでも、「うーん……分かんない」などと何も話さない人がいるんです。
本当に分からない場合なら仕方ないけど、考えるのが面倒だったり考えて答えが出ているのに伝えたがらなかったり……自分を見せたがらず、コミュニケーションが上手ではないので、恋愛もうまくいかないのです。
■好きな人を無視しがち
これはけっこう多くの人にありがちです。好きなら話せばいいのに、逆に距離を取ってしまうから、仲良くなるチャンスを逃してしまうんですよね。その根っこには、「恥ずかしい」「緊張するから逃げる」という心理があります。
ただ、そこを克服して、ときに勇気を出して体当たりしてこその恋愛成就ですよね。無視しがちな人でも、3回に1回は勇気を出して話してみて欲しいです。
■あえて女性らしさを消す
失恋体質な人には、照れ屋さんが多いです。男性と接するときに、あえて女性らしさを消してしまうのです。
例えば、言葉遣いも男っぽくしたり、ファッションやヘアスタイル、仕種なども男女の区別がないようなイメージにして、あえて男性と“友だち”として接してしまう……心とは裏腹な行動を取ってしまい、なかなか恋愛には結びつかず、片思いに終わったり付き合いかけては失恋したりというケースが多いです。
■自己肯定感が低い
失恋しやすい女性は、ほぼ100%の割合で自己肯定感がとても低いです。周囲から見たらとても魅力的なのに、最初から自分で自分を否定してしまっているので、相手の言葉を素直に受け取れなかったり相手の言動に穿った見方をしてしまったりするのです。
また、人一倍嫉妬心が強くて、束縛し合うことで恋愛の安心感を得るタイプなので、付き合う相手には重荷になります。なかなか、穏やかで信頼し合える関係になりにくいのです。
■自分軸がはっきりしていない
「自分はどう生きていきたいのか……」という自分軸が、まだはっきりしていない人が多いですね。自分がどう生きたいかが分からないから、どんな人と付き合いたいかも実はよく分からない。
なので、いつも流されて恋愛をしてしまう……相手を好きなような、そうではないような感覚で付き合ってしまうので、結局は別れてしまうというケースです。
■自分を変えようとしない
人間はそもそも“変化を恐れる生き物”ですが、失恋体質の人たちは変えないという気持ちがとても強固です。それは、変わった後の自分と自分を取り巻く環境に大きな不安を持っているからです。
いい想像をしても、その想像から万が一ずれるかもしれない。なので、ほぼ100%「変えるほうが幸せになれる」と分かっていても、不安で変えられなかったりする保守派なのです。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。