「有吉の夏休み2024 密着77時間in Hawaii」(フジテレビ系)が9月7日に放送される。
有吉弘行と気心の知れた仲間が夏休みを過ごす同番組。今回で12回目の放送となり毎年恒例の特番となっている。
そんな同番組を巡り、放送1週間前に「異例の発表」が。
8月31日、同番組の公式サイトが更新され「フワちゃんの今回の不適切な投稿を受けまして、フワちゃんの出演部分を編集して放送いたします」と注釈が付けられたのだ。テレビ関係者が語る。
「フワちゃんは芸人・やす子に対し、Xで暴言を投稿。大炎上に発展し、8月11日に発表した謝罪文で芸能活動の休止を表明しました。騒動の大きさを考えると、今回の『有吉の夏休み』の判断は極めて妥当だと思います」
2021年から3年連続で同番組に出演していたフワちゃんの「完全カット」だが、今回の措置により、注目を集めるのが視聴率である。
「第一回放送の14.2%(ビデオリサーチ調べ・関東、以下同)を筆頭に、高視聴率をコンスタントに獲得している番組なだけに、フワちゃんの不在がどう影響するのか業界内で話題になっています」(前出・テレビ関係者)
こうした中、なんとも皮肉な現象が起こる可能性が取り沙汰されている。
「フワちゃんが“消される”ことが発表されたことで『どのような編集になるか』を確認しようとする人に番組を見られ、視聴率が大幅にアップするのではないかとの予測が出ている。実際、昨年までフワちゃんが4年連続で出演し、今回はやす子がマラソンランナーを務めた8月31日~9月1日放送の『24時間テレビ』(日本テレビ系)の平均世帯視聴率は12.5%で、昨年の11.3%を上回りました。『フワちゃんの話題が出ないか』をチェックしたい視聴者も少なからずいたでしょう」(前出・テレビ関係者)
表舞台から姿を消しても話題の尽きないフワちゃんであった。
(塚原真弓)