TOKIO・松岡昌宏の太っ腹かつジェントルマンな一面を明かしたのは、ドラマ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)シリーズで共演経験があり、プライベートでも親交があるという女優・青山倫子だ。
松岡がMCを務めるテレビ東京系「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」のさる8月31日放送回にゲスト出演した青山が約30年前にも遡る松岡との初対面での印象を回想した。1989年から96年まで放送され、松岡がレギュラー出演していた情報バラエティー番組「はなきんデータランド」(テレ朝系)での出会いが最初で、同番組に青山はリポーターとして「後ろに座ってたんです」と説明。
青山いわく「あの頃は一度もお話をしたことがなかった」といい「オーラがスゴくて近寄らなかった。アゴをしゃくりながらスタジオに入ってくるんです。それがスゴいオーラで。でも毎週観覧の方がたくさんいらっしゃって、その方々に腰を深く折ってお辞儀をされてて。ギャップがスゴかった」と松岡の観覧客への誠実な対応を明かした。
また、共演者や周囲の人間に対する配慮も相当なものだったようで、松岡が参加する食事会では、解散時に決まって彼がタクシーを呼んでくれていたと告白。青山は「家に着いたら、運転手さんに『お金は預かってます』って毎回言われる。気付かない間に運転手さんにお金を渡してくださってる。しかも1万円」と松岡の豪快な一面を紹介すると、「(他の)役者さんと飲みに行ってそんなことない」とも話していた。
「一般の観覧客には低姿勢で挨拶し、共演者には足代まで負担するという松岡の太っ腹ぶりには、ネット民から『かっこいーー』との歓声のほか、同じ旧ジャニーズの後輩・KAT-TUNの中丸雄一や、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志らと比較し“大違い”だとする反応も見られました。中丸は先日スクープされた女子大生とのアパホテル密会報道で、タクシー代7000円を渡していたとされ、松本に至っては渦中の性加害疑惑報道の中で、女性に渡していたタクシー代がわずか3000円だったことがあると週刊文春に報じられています。松岡との金額差はそれほど大きなものではありませんが、セコセコと数千円単位で刻んでいた2人とは違い、キリ良く1万円を運転手経由で支払っていた松岡のやり方はとてもスマートで、青山が感心するのもうなずけますね」(テレビ誌ライター)
ひとえに“芸能人”といっても、そのおもてなしの方法や、周囲への配慮などは十人十色のようだ。
(木村慎吾)