体重は「ただの数字でしかない」とする一方、執拗な減量のアピールで世間からビミョーな反応を浴びていたのは、4月に第一子男児を出産したYouTuber・ゆんである。
ゆんは「【56kg→44kg】妊娠して人生MAX体重から-12kg!産後ダイエットに成功してファッションショーに出演してきました!」とのタイトルで動画を公開したのはさる8月27日のこと。「実は、お顔も腕も、腰や背中のぜい肉も過去1やばくてポニョポニョでした…」という彼女だが、関西コレクションへの出演に際し、「少しでもお洋服をキレイに見せるためにちょっとだけ体を絞ることを意識して、ここ1ヶ月くらいかな? 特に頑張りました」と減量に励んでいたという。
具体的な方法としては「食べる順番を意識した」といい、血糖値の急激な上昇を抑えるべく、先にトマトジュースやサラダを食べていたと説明。特にハードな運動などはせず「育児だけ一生懸命やっていて、体はずっと動いてるから、それも良かったのかも」と振り返った。
また、妊娠前の体重は「45.3kg」で、出産直前には「56kg」にまで増えていたと告白。その後、現在の体重である「44.5kg」にまで減らすことに成功したが、ゆん自身は「体重が全てと思ってないから。ただの数字でしかない。何キロ痩せたいとか特に考えてなかったんですけど、一応、数字が分かりやすいし、みんなにも伝わりやすい。でも、本当にただの数字だから。見た目のほうが大事だから」と強調し、随所で“体重よりも見た目”を重視していることをアピールしていた。
「出産時の56kgから12kgもの減量を達成し、結果的に妊娠前の体重よりも痩せることに成功。しかも、ジムでの運動などはなく、ほぼ食生活の工夫のみで達成したことに、ファンからは『天才ですか?』『ゆんちゃん、ほんとに頑張り屋さん』『ストイックですごい』などの歓声が寄せられています。一方で、体重を“単なる数字”と表現し、『何キロ痩せたいとか考えてなかった』『見た目のほうが大事』などと力説する割に、しっかりとビフォーアフターの体重と共にマイナス12kgを動画タイトルからもアピールした点については、『説得力ないよね…』『公表するってことはただの数字とは思ってない気がします』『ただの数字!とか言う人に限ってめっちゃ気にしてる説』『数字気にしてるから痩せたんでしょ?笑 産後は痩せないといけないみたいな風潮やめたらいいのに』とするシラケた反応も見られました」(テレビ誌ライター)
ただでさえモデルやインフルエンサーの“軽すぎる体重告白”は物議を醸す対象となるうえ、それが産後ダイエットの結果となれば、世間からの反応はより厳しいものになるだろう。
ゆんの場合、そこへさらに、“体重なんてただの数字”とよけいなフレーズを加えたことで、世の女性をイラっとさせてしまったようだ。
(木村慎吾)