自身に寄せられた“スピリチュアル傾倒”疑惑に対し、「人って怖い」と不満を漏らしたのは俳優・窪田正孝だ。9月10日、都内で開催された映画「Cloud クラウド」のジャパンプレミアに出席し、SNS上を騒然とさせた「ルート治療」投稿をめぐる騒動を自虐した。
窪田は8月14日に更新したインスタグラムで「ルート治療、凄まじい。。。心体と健康に興味が湧いてから、自分なりの氣づき、体験をしてきたけど 魂の根幹までぶち抜いてくれる施術は生まれて初めてでした。この体感はえげつない」と綴り、頭部に大量の鍼が刺さった写真をアップ。3枚目の画像に至っては、あまりの痛々しさから、インスタグラムからの閲覧制限がかかる事態となっていた。
これにより、Xでは「窪田正孝がスピリチュアルにハマってる」などと心配されてしまったようで、この日のフリップトークでは、自ら同騒動に言及。「知らないうちに◯◯になっていたこと」とのお題に、窪田は「気付いたら“スピ認定”になっていた」と回答。「僕、SNSやってまして、先日、鍼治療したのを上げただけで『アイツはスピリチュアルの世界にいってしまった。もう戻らない』みたいなのが結構ニュースでバズったらしくて。『オカルトのヤベェ奴』認定されていた。SNS怖いですね」と一連の経緯を紹介した。
窪田には何が「ヤベェ」のかが理解できず、「鍼打ちますよね? 鍼気持ち良いですよね?」と不思議そうに観客に問いかけた。また、「3枚目の写真がインスタの規制にかかった。押さないと見れないみたいな感じに。それがまたスピリチュアル認定なやつになっちゃった」と振り返り、「人って怖い」と嘆くのだった。
「窪田は“鍼治療をやっただけでスピリチュアル認定をされた”と話していましたが、それだけではなく、彼の近年の発信内容を含めてファンから心配の声があがっています。鍼自体は厚労省も有用性を認めている治療法ですが、窪田を施術した人のSNSプロフィールには『除念師』なる聞き慣れない肩書きが記載され、『ルート治療』の効能についても、『金運が上がる』『芸術的センスが目覚める』『疎遠になっていた親や兄弟から急に連絡が来る』『SNSのフォロワーが増えやすくなる』などと医療効果とは無関係な内容がズラリ。値段も『30分20万円』と高額であることから訝しむ声が上がっているのです」(芸能記者)
昨年10月放送の情報番組「DayDay.」(日本テレビ系)のインタビューでも、窪田は観葉植物に毎日喋りかけていることを明かし、「なんかやっぱり言霊ってあるじゃん? 言霊とかエネルギーみたいなものはいつも大切にしてる」と説明して視聴者を戸惑わせている。
どんな治療を受けようが本人の自由だが、それを大々的に発信してしまうことに違和感を覚えるファンもいたようだ。
(木村慎吾)