『業務スーパー』を“パトロール”中、何気に見つけてしまったのがこの「サングリア」1,190円。マーメイドにイカリのタトゥー入りお兄ちゃんが寄り添っている、なんか陽気なイラストが印象的です。
で、「いったいどんなサングリアなの?」と思ってパッケージの裏面を見たけれど、日本語で書いてある「サングリア、果実酒、made inスペイン、1袋1.5リットル、アルコール度数11%」くらいしか分からず、あとは英語とスペイン語!
「なんなの~」と思い決死で訳してみたところ、どうやら「スペインのテンプラニーニョ種のベースワインに、地中海産柑橘類、トロピカルフルーツの天然エキス入りで、本場スペインのすっごく天然なサングリアだよ~」と書いてあるようです。
テンプラニーニョを検索したら、どうやらスペインの国民的ワインのブドウ品種で、ワインとしてはフルーティな香りとタンニンの適度な渋みがあり、高級なものから庶民的なものまで幅広く楽しめるものだそう。
説明はなんとなく分かった。「あとは飲むしかない!」ということで、下部についている注ぎ口を開封し、グラスに入れようとしたところで発覚。上についている持ち手、グラスの高さに合わせて注ぐために便利なものだった。片手でサングリアを持ち、グラスの淵に合わせて注ぐのにこれ必要! 決して外で飲むために運ぶ用としてじゃなかった。下に注ぎ口があるからこその、上の持ち手です。
そして味わってみると……「甘い。もはやブドウジュースですか?」みたいな甘さ! ワインでよくある渋みや酸味とかは全く感じない。これ、お酒を飲み慣れてない20代の若者とかが、ジュース気分でゴクゴク飲んじゃいそうな美味しさです。おそらく、地中海柑橘類やトロピカルフルーツがいい仕事しているの? それとも、そもそものテンプラニーニョ赤ワインが、クセがなくって飲みやすいの?
とはいえ、アルコール度数11%。いくら飲みやすくても、風呂上がりの冷たいジュース気分で味わうのはヤバい。1杯目はゴクゴク飲んでしまったけれど、2杯目からはゆっくり味わいます。
これ、「レモンとかオレンジのスライスを浮かべて飲みたいなぁ。ベリーとか桃を浮かべるのもよさそう。あと、これをゼリーにしても美味しいだろうし、凍らせてシャーベット状にして味わうのもいい」なんて考えているうちに、あっという間にお酒が回ってきていい感じに。序盤にゴクゴク飲んだのが後から一気にやってきたのかもしれません。
ということで結論。業スーの楽しげなパッケージの持ち手付きサングリアは、ジュースみたいな飲みやすさ。でも、アルコール度数11%なので、フルーティな美味しさをゆっくりと味わうのがオススメです!
(ロドリゴいしざわ)