Snow Man・目黒蓮が口にした結婚願望やファンへの想いに対し、ネットでは「誠実な人柄が伝わるもの」だとして称賛の反応が並んでいる。
9月15日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」では、目黒が主演を務める人気ドラマ「海のはじまり」の村瀬健プロデューサーと、同作の主題歌を担当した「back number」ボーカル・清水依与吏とともに目黒がゲスト出演した。
目黒は、人気アイドルというみずからの立場もあり、「難しい話」だと前置きつつ「めちゃくちゃ、結婚したい。だけど、ボクを応援してくださってる人たちは『目黒くんはずっと結婚してほしくない』とか『恋愛はしてほしくない』って思われる方もいると思うんですけど、言うても、ボクも1人の人間なんで。やっぱり結婚はしたいし、家庭も持ちたいし、っていう気持ちがあるから」と結婚願望について語り始める。
目黒にとって、自分を熱心に応援してくれるファンの存在は大切なものだが、「ボクだけで幸せを感じてほしくない」「ボクは二の次で、ボク以外の『モノ』だったり、『人』で幸せを感じてほしくて」とも主張。その例えとして「本とかでたまに付録が付いてくるじゃないですか。無かったら無いで、別に本を買ってるからあれだけど。あったらあったで、うれしいじゃないですか。無いと悲しい存在じゃなくて、あったらイイなって思われる存在でいたい」と表現した。
すると、この一連のアイドル論を聞いていた村瀬氏は、2022年秋に手がけた同局のヒットドラマ「silent」でも主演を任された目黒の人間性について、「この人はボクが出会ってきた中でも滅多にないぐらい、とにかく優しくて、滅多にないぐらい、誠実なんですよ」と絶賛。全てのファンと本気で向き合おうとする姿勢がうかがえると讃えており、スタッフへの配慮も感じられると語っていた。
「目黒はSnow Manの中でも際立った人気があり、旧ジャニーズの未来を託されている存在といっても過言ではありません。また、インスタグラムのフォロワー数も264万人と、旧ジャニーズの若手で個人トップの数字です。そのため、プレッシャーを一手に背負っているような重圧を感じてしまい、今回の“言うてもボクも人間”というコメントにつながったのかもしれません。ファンや世間からは、慎重に言葉を選びながらアイドルのあるべき姿や結婚願望について語る目黒に対し、『すごく誠実な人柄が伝わるもの』『ファンのことも自分の人生のことも両方真剣に考えてる』『ここまでちゃんと伝えてくれるアイドルはなかなかいない』『プロデューサーからこんなに人間性を褒められるってすごい』との声が寄せられています」(テレビ誌ライター)
一方、最近では、同じく旧ジャニーズを支える若手のホープであるSixTONESのメンバーに熱愛スクープが連発していることから、この目黒の発言も、“何らかの予告”を意味し、「覚悟はしておいてってこと?」と勘繰る人もいる。
目黒ファンにとっては、彼の優しさが感じられるものであると同時に、様々な解釈ができてしまう複雑なコメントだったと言えるだろう。
(木村慎吾)