9月18日、NHKが定例会見を行い、「NHK紅白歌合戦」の開催を正式に発表した。旧ジャニーズタレントの起用については未定だという。
「NHKは故・ジャニー喜多川氏の性加害問題以降、旧ジャニーズタレントを起用していません。この件について今回、NHKは会見で『現時点では従来の方針に変更はない』としつつ、『総括的に判断していい時期を迎えつつある』と述べ、旧ジャニタレ起用の再開に向けて前向きな考えを明かしました。そんな中、9月17日配信のWEB版『女性自身』が、今年の紅白出演者に関する記事を掲載。記事によると旧ジャニーズの起用が不透明の今、NHKは、元King&Princeの平野紫耀ら3人で結成されたNumber_iを紅白の目玉にする可能性が高いのだとか。そして今後は、彼らの起用で男性アイドルの需要を確認しつつ、旧ジャニ社との関係回復を努めていくと言います」(芸能記者)
また、「女性自身」は記事にて、旧ジャニ社の取締役である井ノ原快彦が最近、NHKを何度も訪れ、所属タレントを出演させてもらえるよう頭を下げて回っていると伝えている。すると、この報道について井ノ原が、自身のブログで反応した可能性があるという。
「井ノ原は『女性自身』の記事が出た翌日、自身の公式ブログを更新。そこで『(NHKが近い)代々木公園までは行くけど、中には入ってないなぁ』と、謝罪行脚の報道を暗に否定するかのような文章を綴ったのです。すると、旧ジャニファンの間では『いのっち、例の記事否定してくれたんだ…ありがとう』『これからも行かなくていいし、違う道を歩んでほしい』と安堵の声が広がることに。また、旧ジャニといえば、今年は年越し公演の『カウントダウンライブ(カウコン)』を復活させる可能性があると一部で報じられています。そのため、ネットでは『紅白なんて出なくていいよ。頭も下げなくていい。リハも本番も長時間拘束されるやん。それよりもカウコンで全員で長時間お祭り騒ぎしよ』『中途半端に紅白と分かれるより、全グループ集まるほうがいいじゃん』『NHK出なくても何にも困りません! むしろ出ない方がカウコンもやりやすいし良い事しかない』と、旧ジャニタレを排除してきたNHKの紅白よりも、カウコンを優先してほしいと訴える声が相次いでいます」(前出・芸能記者)
9月18日配信の「東スポWEB」によると、旧ジャニ社のタレントたちもカウコンの開催を希望しているという。今後、会社からカウコンの正式発表があれば、ますます旧ジャニファンの“紅白離れ”は加速しそうだ。