俳優の寺田心が、東京・新宿マルイ本館で行われた絵本「シニアのそなえものがたり」の贈呈式に出席した。
今年16歳を迎えた高校1年の寺田。「大人に近づいたと成長を感じた瞬間は?」と記者から問われると、
「バスケ部なんですけど、自主練してる公園とかで、中学生の子たち(後輩)と会って一緒にバスケしたりするんですけど、『今いくつなの?』って聞いて、『中学3年です』『中学2年です』って聞くと、あ~ボクってもう高1なんだ。年取ったな~って思うようになってきました」と、白い歯を見せた。
「9月6日、オリコンのYouTubeチャンネル『oricon』が、9月4日に行われた贈呈式でのインタビューの模様の一部を公開。身長172㎝、イケメンに加えイケボの寺田の姿に、ふだん、映画やテレビを観る機会の少ない視聴者から、「え!これが寺田心くん…いや、心さんですね」「心くんの声…舌足らずだったあの頃とは打って変わって、イケボ!びっくりです」といった声が相次いでいる。
寺田といえば、2015年、TOTO「ネオレスト」のCMが話題に。21年の映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」では主役を演じ、昨年はNHK朝ドラ「らんまん」にも出演するなど、近年も映画やドラマに出演多数であった。
「人気子役からイケメン俳優に成長した前例としては、神木隆之介が思いあたります。神木は、寺田の主演映画と同じタイトルの、05年公開の映画『妖怪大戦争』で主役を務めています。受賞歴の数を比べると、寺田は18年、『ばあばは、だいじょうぶ』でミラノ国際映画祭の外国映画部門・最優秀主演男優賞の1つ。一方の、神木は『妖怪大戦争』で日本アカデミー賞の新人俳優賞、『桐島、部活やめるってよ』(12年)、『劇場版SPEC』(13年)でTAMA映画賞の最優秀新進男優賞など数多く、今年も興行収入75.9億円を記録した映画『ゴジラ‐1.0』でブルーリボン賞の主演男優賞、日本アカデミー賞の優秀主演男優賞に輝いています。もちろん、年齢差からすると、寺田はむしろ早いペースで受賞しているとも言えます。俳優としての今後には多いに期待が持てますね」(芸能関係者)
今後、寺田がどんな役者の道をたどるのか、楽しみに見守りたい。
(所ひで/YouTubeライター)