寝室の布団やマットレス、敷きっぱなしになっていませんか? 気付けばカビや汚れがこびりついているかもしれません。外に干す習慣がない場合や干すまでの動線が複雑でなかなか習慣化できない場合は、次のような方法で清潔な状態を保つとよいですよ。
■専用クリーナーでホコリを撃退する
布団やマットレスを動かしたり外に干したりする機会が少ないと、布団の上に積もったホコリはなかなか動かず、溜まる一方です。ホコリや髪の毛などが溜まると、それを養分にカビやダニが発生しやすくなってしまいます。布団専用クリーナーで布団やマットレスの上を掃除し、こまめにゴミを取り除くようにしましょう。
■布団乾燥機で湿気を撃退する
湿度の高さはカビの成長に最適な条件の一つです。布団は寝ている間にかいた汗だけでなく、空気中の湿気も吸ってしまいますから、湿度が高い季節はとくに、湿気を撃退するための対策を念入りに行いましょう。掛け布団を退けたりマットレスの場合は立てかけたりすることで通気性を確保することに加え、布団乾燥機を使って高温で乾燥させるのがオススメです。
■カバーやシーツをこまめに洗う
直接肌に触れるカバーやシーツが一番汚れやすい部分。せっかく乾燥させてもカビやダニの発生に必要な要素を溜め込んでしまうので、こまめに洗って清潔な状態を保ちたいものです。雨季や何度も洗濯するのが億劫な場合は、コインランドリーを活用するとよいでしょう。
「気付いたら布団の裏がカビだらけ、布団の上はダニだらけに……」では、心地よく眠れなくなってしまいますよね。頻繁に買い換えたり捨てたりしにくいものだからこそ、日々のお手入れを徹底して清潔な環境を維持してくださいね。
(Nao Kiyota)