9月29日放送の「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)は、「シリーズ50周年記念SP」と題して放送時間を30分間拡大した1時間に変更。前身の「おしゃれイズム」でMCを務めていた上田晋也と藤木直人が出演し、意外な事実がどんどん明かされた。
上田は大ファンと自称する仲間由紀恵やあこがれの水谷豊より、一緒にMC側のアシスタントを務めていた森泉が「最もパッと浮かんでくる」と言い、草野仁がゲスト出演した2008年3月9日放送回の収録日を回顧した。
その日は2本連続して収録があり、草野は2本目のゲストだったそう。そのため森の衣装やメイクのチェンジで草野を15分待たせてしまい、上田と藤木は恐縮するも、草野からは「大丈夫です」と言われていたのだとか。そんなところに森が登場。上田は遅刻してきた森に注意をしようとしたが、「言おうと思ったら草野さんに向かって『ハ~イ!』ってハグしに行って。草野さんも『あぁ、どうも』って。それで全部チャラ。あのコはすごい」と森のコミュ力の高さを絶賛したのだ。
逆に上田は藤木から、「上田さんは結構人見知り」と指摘され、「ゲストの方とかと逆にしゃべれない。収録中しかしゃべらない」と暴露された。驚くことに上田は「たまに『いったん止めまーす』ってなるじゃない?その途端『オレ、この人と何しゃべればいいんだろう?』ってなっちゃう」と、MCとしてあるまじき事実を告白。「本当に遅すぎだよって話だけど、この1年ぐらい、人見知りがちょっと治ってきた。54歳にして」と明かし、放送中の「おしゃれクリップ」で山崎育三郎と一緒にMCを務める井桁弘恵のことは「話しやすい」と評した。
さらに驚くことに、2021年1月17日放送回にゲスト出演した滝藤賢一のことを当時の上田は「知らなかった」と言い、「失礼よ。その時期の滝藤さんを知らないっていうのは」と一応は反省。しかし当時の収録を振り返り「90分くらい回してて、70分くらい経った時に、ふと『オレ、知らないおっさんとしゃべってるだけだな』って思って」と発言していた。
芸人として笑いを得ようとして言ったことかもしれないが、上田に「失礼な人」とレッテルを貼って心の扉の奥にしまった。
(森山いま)