4児の母として奮闘する元モーニング娘。の辻希美が、世間から“何でもできる”と勘違いされていることを嘆き、「実はできていない」と主張した。10月8日、「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)の「コンプレックスに負けるな!SP」で、自身の“ポンコツぶり”を明かしている。
辻によると、元々は俳優・杉浦太陽との結婚を「ままごと婚」とイジられるような扱いだったが、2019年5月にYouTubeチャンネルを開設し、育児や家事に奔走する様子を発信したことで、「スゴいできるイメージ」に変わっていったという。
実際、得意だと思われがちな手料理についても「煮ることはできるんですけど、炒めるのが苦手」で、「パスタもあんまり作れない」と説明。「できていると思われているが、実はできていないから申し訳ない」と罪悪感があるようだ。
また、料理のほかにも「パソコンも(操作方法を)覚えたけど、ローマ字が分からない」のだといい、YouTube動画のタイトルを記載する際にも「“ギョウザ”とかの、小っちゃい字が打てない。“ぎゃぎゅぎょ”とか」とキーボードでの入力に苦戦。共演者から「“を”は打てる?」と聞かれると、「いっぱい打って、たまに出る。めっちゃ時間がかかる」と話していた。
「辻自身がYouTubeチャンネルの題名を入力しているのであれば、さすがに5年間の運営の中である程度はキーボード操作も手慣れていくはずで、中には『これもネタですね』と疑いの目を向ける人もいます。ただ、彼女の“ガチ天然”エピソードについては、多くのタレントたちに証言されてきた歴史があり、7月に出演した『ぽかぽか』(フジテレビ系)では、同じ水曜レギュラーのゴリエに『群馬県はどこにあるかわかる?って聞いたら、“東京よりも前のほうですよね?”って』とのやり取りを暴露され、赤面。さらに、ゴリエが『沖縄県は何地方にあるか分かるよね?』と尋ねると、自信満々に『南米』と返してきたのだとか。これには番組MCのハライチからも『さすが辻クオリティー』『まだまだモンスターになりますよ』と“期待”されていました。また、洋服のタグに書かれていた『MADE IN CHINA』との記載を、何かのブランド名だと勘違いして『マデインチナ』と紹介した“前科”もあるなど、やはり筋金入りの逸材だといえるでしょう」(テレビ誌ライター)
今年6月25日には、東京都内で行われたハズブロジャパン「ファービー」新作発売記念PRイベントに登壇。1990年代に子どもたちの間でブームとなった玩具が再び流行の兆しを見せていることを受け、記者から「平成ブームのモノで、他にリバイバルしてほしいみたいなものはありますか?」と問われると、辻は「ごめんなさい…“リバイバル”って何ですか?」と正直に質問。
「復活」や「再流行」の意味だと教えられた辻は、改めてリバイバルを望むモノについて、「えー…何だろ…アンテナ? アンテナですね」と謎の回答を披露し、会場をシーンとさせていた。
やはり、辻自身が語る“実はポンコツ”説はかなり説得力があるものだと言えそうだ。
(木村慎吾)