アイドルとしての実績はまだまだビミョーながら、そのプライドはすでに一流だ。元AKB48・板野友美の妹でタレントの板野成美が10月13日放送の「チャンスの時間」(ABEMA)に出演し、自らを「可愛い」と豪語してネットから微妙な反応を集めている。
成美は昨年11月、姉の友美がプロデュースするガールズユニット・RoLuANGEL(ロール・エンジェル)の公開オーディションと一般投票を経て、同ユニットの第1期生に選抜された。
また、グループでの活動とは別に、友美の夫でヤクルト・高橋奎二投手の妹・高橋美結と「コネコネCLUB」を結成するなど、姉の知名度を存分に活かした活動を展開している。
そんな成美が同番組企画「第1回 私が一番カワイイオーディション」に参戦し、番組MCのお笑いコンビ・千鳥からロール・エンジェルへの“コネ加入”を疑われるも、「コネじゃない」と主張。オーディションにプロデューサーの妹であることを伏せて参加したのかと訊かれると、若干の間を置いて「…はい」と答え、「大ウソつきやん」と一蹴された。
成美によると「審査員の方は全員で8人くらいいて。姉は私には審議をつけないっていう約束」だったといい、あくまで公平なジャッジの下で「私は可愛いから受かれました」と自信満々に語っている。
「ところが、『うぬぼれ』や『勘違い』といった拒絶反応は一部で、さほど批判の声は聞こえてきません。というのも、姉・友美の人気や影響力が“コネ元”として疑問の余地がある上、加入したグループがロール・エンジェルということで、ネット上では『別に腹が立たない』『コネでも全然良いと思うよ』などと逆に擁護されているのです。世界的高級ブランドの広告塔などを務める七光り二世タレントとは違い、インスタグラムフォロワー3680人のロール・エンジェルに加入した成美への反感や嫉妬はほとんどなく、逆にコネのうまみを享受できていないと同情する声もあります」(テレビ誌ライター)
むしろ“顔の可愛いさで受かった”ことをドヤ顔アピールできるタフさは、今後のバラエティで重宝され、姉以上に好感を持たれる可能性すら秘めているといえそうだ。
(木村慎吾)