今年の「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)で総合司会を任されたお笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、因縁の先輩芸人・宮迫博之を同特番のゲストに迎えるアイデアを提案したものの、同局から却下されていたことを暴露している。
粗品は10月14日にYouTubeに公開した恒例の時事ネタ斬り企画「1人賛否」で、宮迫が5年ぶりに地上波復帰を果たしたニュースに言及。その番組がテレビ埼玉で深夜1時30分に放送されていることや、テレビ埼玉からの純粋なオファーではなく「自分から持ち込んだ企画」で、「男性用育毛剤を販売する会社の1社提供」などの点に着目し、「これ、地上波復帰ちゃうやろ!」「今のところTVerでも見られへんってどういうことやねん、おい! これ、地上波に含むん?」などとコキ下ろしたのだ。
また、自身がMCを務めた今年の「27時間テレビ」の企画会議では、色々あった宮迫とのバトルを「おもろく着地ありえるかも」と、フジテレビに宮迫の出演を提案したと告白。しかし局からNGを食らったそうで、「あんた、ホンマに無理らしいで」と手を叩いて爆笑するのだった。
「宮迫をめぐっては、5月に千葉テレビが放送する情報番組『ダイヤモンド☆コレクション』内の企画に出演することが決まり、すでに収録も終えていたものの、制作会社と宮迫側の勇み足として千葉テレビが放送を拒否、土壇場になってお蔵入りになるという騒動が起きました。今回の粗品の話を鵜呑みにすれば、宮迫の出演はフジテレビでも即却下されたとのこと。その理由は旧事務所からの圧力なのか忖度なのかわかりませんが、少なくとも宮迫を起用するメリットを局側が感じないということでしょう。いずれにせよ、宮迫にとってはショッキングな暴露になりました」(エンタメ誌ライター)
頼みの綱だったYouTubeチャンネルは伸び悩み、プロデュースしていた焼肉店「牛宮城」の株も譲渡して実質的な経営権を手放している宮迫。そろそろテレビへの復帰を遂げたいところだが、まだまだ前途多難といえそうだ。
(木村慎吾)