AKB48とSDN48の元メンバーで、女優、タレントの野呂佳代が10月16日放送の「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に出演。過去に“食べ物へのリスペクトを欠いた”ダイエットに手を染めていたことを明かしている。
野呂は、この日のテーマ「ダイエットのムダ努力」にちなみ、「私、下剤をずっと飲んで、わざと。出して出してのダイエットをしてた時があったんですよ」と語り、便通を促して減量を目指していたことがあったという。
「でも、それって若い時だったんで、だんだんと自分の血色が悪くなっていきますし、どんどんボロボロになってるのがわかったんですよ」と、下剤の本来の用途とは異なる使い方だったことを反省した野呂。スタジオに集結した各分野の専門家に健康的な痩せ方を尋ねると、骨格筋評論家・岡田隆氏からは「野呂さん!マジで何やってんですか!?」「食べたモノを出して、食べ物へのリスペクトはあるんですか?」と責め立てられ、「だから、“その時は”って何回も言ってますよね、私!」と逆ギレで反応していた。
「ややぽっちゃり気味で健康的なボディーが人気の野呂ですが、これまでに流行ったダイエットは“ひと通り全て試した“と語るほどの万年ダイエッターで、体型を気にするようになったキッカケは2006年のAKB48加入だったようです。18年10月に配信された『女性セブンプラス』対談企画で、野呂はAKBに入って以来、芸能界で『そこまで言うかってくらい、“デカい”、“太ってる”って言われて、ヘコみますよ。アイドルになって初めて“そうだったんだ”って気がつきました』と度重なる体型イジりを受けたと吐露。もともとはグラマーな体つきにあこががあったものの、グループで『細くてちっちゃい子たちばかり』に囲まれたことで危機感を抱くようになったようです。また、これまでに最も減量効果があったのは、高校卒業時に挑んだ、1日の摂取カロリーを1200キロカロリーに制限したレコーディングダイエットで、朝と昼は軽食に抑え、夜にはキムチチゲを食べ続けたことで代謝を促進。これが奏功し、1年で10キロの減量を達成。下剤ダイエットに手を染めてしまったのはその後のアイドル時代のことで、やはり周囲のメンバーとの比較に悩まされたことが原因だったようです」(テレビ誌ライター)
12年よりSDN48からも卒業し、現在は女優として様々な作品に引っ張りだことなっている野呂。そのグラマラスなボディーも役柄の個性へ昇華させており、今となってはダイエットの必要性を以前ほどは感じていないのかもしれない。
(木村慎吾)