NHK朝ドラ「あさが来た」で“五代ロス”という言葉を流行らせた2人が、今度は2017年初夏公開予定の映画でタッグを組む。 直木賞作家・井上荒野が結婚詐欺をテーマに描いた小説「結婚」が、ディーン・フジオカ主演で実写映画化されることが決定した。監督は、ディーンのブレイクのきっかけとなった「あさが来た」でチーフ演出を務めた西谷真一だ。
ディーンが演じるのは、さまざまな女たちの心の隙間に入り込み、その色っぽさで翻弄していく結婚詐欺師。本人は「今まで自分が演じたことのなかった役。演じることを考えたこともなかった役なので、正直今は少し不安ですが、説得力のある結婚詐欺師を演じれるよう頑張りたい」と抱負を語る。
今や超売れっ子のディーンだが、その名前が全国に轟いたのは35歳。遅咲きの苦労人でもある。
「若手イケメン俳優の登竜門となっている『ジュノンボーイコンテスト』では、最終選考までいきながら落選。日本で無名のモデル活動をしていた頃は、石田純一らが所属する事務所にいましたが、泣かず飛ばずだった。その後アメリカに留学し、06年に台湾でデビュー。活動の場をアジアに移しています。本名は『藤岡竜雄』ですが、香港ではイングリッシュネームがないと活動に支障があり、そこで生まれたのが『ディーン』。ホームステイ先でそう呼ばれたのが由来だそうです」(芸能プロ関係者)
現在、セブンイレブン限定ムックとして発売中の「Asa-Jo Premium(アサジョプレミアム」では、ディーンの知られざる下積み時代や、ベールに包まれた私生活、さらには17年に始まる「極秘プロジェクト」を詳報している。彼の“成り上がりロード”を知れば、今以上に応援したい気持ちになること請け合いだ。