元AKB48で「初代総監督」だった高橋みなみが10月27日放送の「人生を変えた!天才番付SHOW」(TBS系)に出演し、異国の地で“国民的スター”となった元メンバーを絶賛している。
高橋は自分の人生に大きな影響を与えてくれた「天才」を聞かれ、2人の戦友の名前を口にした。1人目は、2012年というAKB48の人気が絶頂期になりかけたタイミングでグループを卒業した前田敦子。高橋は「AKBがやっとグググッて上がってきたタイミングの時に“私、辞める”って。その姿を見て、“自分もいつかアイドルを卒業しなくちゃいけないんだ”っていう影響を受けたんですよ」と語り、潔くよく身を引いた前田に感銘を受けたという。
そして、2人目の「天才」として指名したのが、06年にAKBへ加入し、12年からはインドネシアのジャカルタに拠点を置くJKT48へ移籍すると、16年のグループ卒業後も現地で活動し続ける仲川遥香だった。
高橋いわく、「(仲川は)人気もそれなりにあったんですけど、本人的にAKBでの環境が納得行かなくて」と、JKTに完全移籍。「何と今、ジャカルタで大スターです!」と後輩の活躍を興奮ながらに紹介すると、番組MCの麒麟・川島明も「これ、マジらしくて。ちょっとスタッフさんに調べてもらいました。現地で出演したコマーシャル、20本超えてます。バカ売れしてます」とジャカルタでのフィーバーぶりを説明した。
また、昨年には、ドジャース・大谷翔平、レイカーズ・八村塁も選出された「Newsweek Japan」の「世界が尊敬する日本人100」に名を連ねていることも紹介された。
「その仲川は22年9月にゲスト出演した『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)で、超ゴージャスなジャカルタでの生活ぶりを明かしています。何と、プライベートで友人とゲームセンターや映画館に遊びに行く際には、必ず専用の運転手に連れて行ってもらうのだといい、自宅は『ワンフロアが自分の家』とも告白。マンションのエレベーターを降りると、すぐに仲川の部屋の玄関があり、その広さは『300~350平米くらい』で、部屋からはジャカルタの絶景が一望できるのだとか。また、現地での活躍ぶりが評価され、昨年6月21日のXでは『今回とても素敵な機会を頂けることになり天皇、皇后両陛下のお二人と面会する機会を頂けました』『インドネシアに来て11年目。頑張ってよかったなと同時に一生の宝物になる機会をいただき関係者の皆様本当にありがとうございました。両国の架け橋になれるようこれからも頑張ります!!』と、両陛下との拝謁の感動を綴っていました」(テレビ誌ライター)
インドネシアの国民的スターとなった仲川の大出世は、海を超えて高橋の耳にもしっかりと届いており、前田とは異なる種類の感動と影響があったようだ。
(木村慎吾)