秋といえば「さつまいも」。近年は、紅はるか、安納芋、シルクスイートなど、たくさんの品種が売られるようになりました。でも、違いが分からず、「野菜売り場で困ってしまった……」という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、3つの品種を取り上げ、見た目や味などを比較してみました。ぜひ、購入時の参考にしてくださいね。
■紅はるか
紅はるかは、肉質がしっとりしていて糖度が高いのが特徴です。まるでスイーツのような味わいで上品な甘さがあり、お菓子の原料としてもよく使われています。
■安納芋
安納芋は強い甘さが特徴です。細長いさつまいものイメージとは異なり、コロンと丸い見た目に、加熱前の果肉はオレンジっぽい色をしています。加熱すると、鮮やかな黄色に変化します。水分量が多いため、甘さが引き出されて「蜜いも」と呼ばれることもあります。
■シルクスイート
シルクスイートは、絹のような滑らかな食感を意味するその名の通り、火を通すとしっとり滑らかで上品な甘さがあります。
ちなみに、甘味や食感はどれも似ていますが、紅はるかが最も甘くてトロトロととろける感触、安納芋はねっとりした中にもホクホクした感じがあり、シルクスイートはしっとりしているといわれます。