俳優の杉浦太陽が10月29日、東京・飯田橋の東京大神宮で開催された「日・パラオ国交樹立30周年記念イベント」に出席。「パラオ観光応援リーダー」に任命され、現地の魅力を語った。
「パラオは『天国の島』って呼ばれているんです。日本語が根付いた親日文化を持っているので、私たち日本人にとっても特別な場所なんですよ」
日本とパラオとの交流は1820年、日本の船「神社丸」が漂着して以来、200年以上にわたっている。現地にはペリリュー神社やアンガウル神社など日本の文化が色濃く残っているのだが、パラオ政府関係者は「日本はパラオの教育やインフラ、経済の発展に貢献していて本当に敬愛されているんです」と語っていた。
杉浦が初めてパラオに行ったのは、特番の企画でジュゴンと泳ぐ体験だったという。その後、元モーニング娘の辻希美との新婚旅行でパラオを訪れている。
「もう、信じられないくらいのパラダイスでした。特に『ミルキーウェイ』っていう天然の泥パックの海があって、そこで海水浴を楽しんだ後に泥パックをするんです。2人ともつやつやになるんですよ。当時は若かったから、妻は20歳で最初からつやつやでしたけど、さらに輝いていました。あの時の景色は、人生で一番素敵な瞬間でした。まさに天国です」
そして、こう続けた。
「もう一度、彼女と一緒にパラオに行きたいな。今度は子どもたちを連れて、あの感動をもう一度味わいたい」
熱く語る表情は、4人の子どもと妻への愛が溢れる理想の父親そのものだった。